■2009年前期
2009/01/10|年明けプチ修羅場
2009/01/18「IDOL☆SISTER・6」
2009/01/30|お知らせですぞ!
2009/02/15「恋の特別室・4」
2009/02/26「幸せのナミダ」
2009/03/17「恋人ごっこ」
2009/04/02|発売まで後3週間!
2009/04/15「こころの乙女ごころ」
2009/04/20「家族として、妹として」
2009/04/24『恋の特別室』
2009/05/12|9th Anniversary
2009/05/18「わたしの恋に素直になります」
2009/06/07|2つの出場決定!
2009/06/19「こころの乙女ごころ・2」
2009/06/27「ずぶ濡れ夏物語」

※赤文字の日記は、マンガの制作秘話です。
※緑文字の日記は、単行本発売の日です。
2008年後期へ 2009年後期へ

■2009/01/10
■年明けプチ修羅場

 今更ですが新年最初の日記ということで、あけましておめでとうございます〜
 元旦はヨメの実家で鍋をご馳走になったり、2日、3日とウチの実家に一泊して来たり……まぁ毎年変わらぬお正月を過ごしておりました。

 で……日記のタイトル通り、仕事の方では年明け早々、プチ修羅場を向かえておりました(>_<)。
 ホントは年末までに「華陵学園初等部/vol.16」用の原稿「恋の特別室・4」を終わらせ、編集部の仕事始めの5日までに「コミック姫盗人/4月号」用のネームを完成させる予定だったのですが、そもそも5日までに「恋の特別室・4」の原稿が終わらず……(泣)。
 いや、「コミック姫盗人/4月号」の原稿自体は今月末〆切なんでまだ時間はあるのですが、何でこんなに焦っていたかと言いますと……えぇ、年明け一発目のこの仕事が、いきなり巻頭カラーなんですね。カラー4ページ、モノクロで16ページの計20ページ……しかもカラーだけは〆切が早く、20日頃には入稿しなきゃいけないのですよ(>_<)。今週末は3連休ですし、週明け13日に編集さんのネームOKが出たとしても、カラー部の入稿〆切まで1週間しかなく……。
 いや〜焦りましたね〜。正月ボケもあってか、全然アイデアが浮かんで来ないんですよ。「まぁ新年だし、本棚の整理も兼ねて…」ということで、毎月送られて来たまま山積みになっていた見本誌等で他の作家さんの作品を読んでみたり、何を思ったか自分の単行本の処女作『しるッ娘』からすべて読み返してみたり(笑)。
 で、ネームが完成したのが3連休前ギリギリの9日……何とかなりそうだ〜。

 タイトルは2つ候補があってまだ決めてないのですが、一応「幸せのナミダ(仮)」としておきましょうか。最近あまり描いてなかったちょっとダークな、でも救いが全くない陵辱モノって感じでもなく……とまぁ自分でも何て表現したら良いか(笑)。
 いや、冒頭のカラー4ページだけ見れば、完全な陵辱モノなんですけどね……そこはあえて狙って、と言うことで。

 ”日記”というワリに新年の挨拶が10日だったり、大した企画も更新もないサイトですが、今年も1年たまちゆきの作品共々、ぬるっと温かい目で見守ってやって下さい〜。
■2009/01/18
■「IDOL☆SISTER・6」

 プチ修羅場は依然と続いておりますが……とりあえず、今年最初の掲載作品が来ましたよ!
 2009年度は「COMIC RIN/2月号」に掲載された「IDOL☆SISTER・6」からスタートです……しかしいきなり「6」って(>_<)。
 現在連続ドラマに出演中のジュニア・アイドル・夕姫。明日はいよいよ最終回の撮り日……なのだが、日頃の疲れからか風邪でダウン! 仕事の穴は空けられない、でも熱は下がらないで気ばかり焦ってしまうのだが、「明日はキスシーンの撮影もあるんだよなぁ…」の一言に、実兄の夕姫大好きお兄ちゃんが反応して……。
 制作していたのは昨年末の12月前半。
 や、昨年末と言ってもつい先月のことなのによく覚えてないんですが、多分当初は違うネタでネームを考えていて、それがどうも上手いことまとまらなかったので、苦肉の策として久々の「IDOL☆SISTER」シリーズを引っ張り出して来たんだと思います。
 「IDOL☆SISTER・5」(単行本未収録)で真夏の海に行ったので、「6」の今回は冬山でスキーなんてどうかな? などとも考えたんですが、あまり気の利いたストーリーが思いつきませんで……結局、夕姫には悪いのですが寝込んで貰い、舞台もいつもと変わらない家ってことに(笑)。
 一応、お兄ちゃんの方が寝込むっていうパターンも考えたんですけど、あんまり面白くならなそうな感じだったんですよ……やっぱりこのお兄ちゃんの非道な面を出すには、夕姫が寝込んだ方がキャラが動きやすいだろうと。
 「IDOL☆SISTER」シリーズ全般に言えることなんですが、相変わらず「何でこんな非道いお兄ちゃんが好きなんだろう」という疑問は払拭し切れなかったワケですが、今回のオチは結構気に入っております。特に2段オチの最初の方ですけどね〜。

 さてさて現在の仕事状況はと言いますと、「コミック姫盗人/4月号」用の原稿のペン入れ中。前回の日記ではまだタイトルを悩んでましたが、正式に「幸せのナミダ」と決めましたー。
 巻頭カラー4ページに、モノクロ16ページ……カラーの方だけ〆切が早いので、モノクロ側のペン入れをしつつも、ちまちまと色を塗ってたり。
 ちなみに今回初めて、MACではなくWINDOWSで塗っております。と言うのも、作業効率を考えてそろそろWINにもPhotoshopを入れた方が良かろうと、この程導入したんですね。バージョンは「CS4」って言うんですか? ……5.5世代としましては、何だ「CS」って? って感じですが。
 まぁあまり詳しくは知らないんですが、この「CS4」はここ1,2ヶ月内に発売された最新バージョン。ホントは不具合等も含めて仕事で使うには最新バージョンは危険ではあるのですが、新しいのが出たのに古いバージョンをわざわざ買うというのも腑に落ちないですからね……。
 それにね、今バージョンから画像回転が出来るようになったんですが、これば結構良いんですよ。まぁコミスタでの画像回転の方が使い勝手は良いのですが、今まで何でPhotoshopでなかったんだろう? ってくらいな機能でして。
 新しくなったインターフェイス等にはまだ慣れが必要ですが、いやーやっぱWINにも導入して良かったですね〜。一番良かったと思った点は同じWIN同士ってことで、Photoshopとコミスタのショートカットが似ているという点でしょうか。前回「思春期の好奇心・2」のカラーを描いた時は、モノクロはWIN、カラーはMACでしたから、どこがコントロールキーやらコマンドキーやら、キーボード&ショートカットの違いで散々苦労しましたから……(>_<)。
 まぁでも、キーボードの配置的にはやっぱりMACの方が好きだし便利だと思いますけどねー。一番使うコントロールキーを小指で押さなきゃいけないWINは、未だにどうか? と思います……。
■2009/01/30
■お知らせですぞ!

 修羅場は完全に抜けたのですが、2月は確定申告やら「COMIC RIN/4月号」用の原稿やらで、また新たな修羅場に突入したような……まぁ毎月毎月定期的に描いてれば、毎日が修羅場のようなモンですけどね……。
 制作中だった「コミック姫盗人/4月号」用の原稿「幸せのナミダ」は無事完成しました。雑誌の発売は2月24日ですので、是非〜♪ 何たって約7年振りの巻頭カラーですからね!(昨年末掲載の「思春期の好奇心・2」は”巻中カラー”でしたから(笑))

 で、日記タイトルの通り”お知らせ”ですが……通算15冊目の単行本の話が具体化してまいりました!
 14冊目の単行本『小っちゃな恋のメロディ』発売からまだ半年とちょっとしか経っていないのですが、何だか久し振りな気がしますねー。
 発売は4月予定、発行元は個人的には初のオークスさんで、タイトルは一応まだ断定は出来ないのですが、おそらく『恋の特別室』になると思います。
 オークス発行の雑誌「華陵学園初等部」に掲載された「恋の特別室」シリーズ(全4話)を中心に、昔「コミックミニモン」(東京三世社)で描いて単行本未収録だった「モモちゃんの日記」の第1話目、2話目を含めた「モモちゃんの日記」シリーズ完全版(全5話)、それに後1本、単行本未収録作をボーナストラック的に収めて全10作って感じになると思います。
 ……あ、でも「恋の特別室・4」はまだ雑誌にも掲載されてないや(笑)……えーと、2月15日発売の「華陵学園初等部/vol.17」に掲載予定ですので。「単行本に収録されるんなら雑誌はイイや」って方、それは言わない約束ですっ(>_<)。
 大まかな本の台割りや〆切等を言われただけで、ボク自身はまだ何も具体的に動いてないので、とりあえず今日のところはホントに”お知らせ”程度に……詳しいことが分かり次第、まだお知らせ致します〜♪

 さてさて現在のお仕事状況ですが、現在は「COMIC RIN/4月号」用の原稿に取り掛かり中。タイトルは「恋人ごっこ」と言います。
 幼稚園の頃、よく意味も解らないまま隠れてキスなんかしていた誠也くん美羽ちゃん。ちょっと異常なくらい仲良しだった2人も、卒園と同時に美羽ちゃんは引っ越し……小学生になった誠也くんも月日は流れ現在6年生。今では薄情なくらい美羽ちゃんのことも忘れてしまっていたのだ……が、美羽ちゃんの再びの転校で、5年の時を超え2人は再会! その瞬間、誠也くんの中で忘れていた美羽ちゃんの柔らかな口唇の感触と、幼き2人だけの秘め事を”恋人ごっこ”と呼んでいた記憶が蘇り……とかそんな感じの話。
 ……っていうかこれ、1,2ページ目をほとんど余すことなく説明しただけですけどね。
 普通こういうネタって、子供の頃ちょっとエッチなことしちゃってた2人が、大人になって再会するというパターンが多いのですが、小学6年という中途半端な時期に再会するという辺りが、「たまちさんっぽいですね」と編集さん……一応褒め言葉だと思う(笑)。
 こんな忙しい時に限っての20ページ。現在下書きの4枚目。まぁちまちまと進めて行きますよー。
■2009/02/15
■「恋の特別室・4」

 急に温かくなって来ましたねー。
 一昨日の13日には”春一番”が吹いたんだとか……2月の半ば頃って1年で一番寒い時期じゃなかったっけか? これも例の地球温暖化ってヤツなんですかね〜。

 制作中の「COMIC RIN/4月号」用の原稿「恋人ごっこ」はほぼ完成。
 予定では2,3日前には終らせようと頑張っていたのですが、まぁ2月は確定申告があったり、原付バイクの自賠責が去年の3月で切れていたことに先日気づいて慌ててみたり……結局スケジュールはちょいとずれ込んでしまいました。
 こういった細かな遅れが、3月末まで続く新たな修羅場で後々致命傷になったりするのですが……。

 さてさて本日の日記は「華陵学園初等部/vol.17」掲載の「恋の特別室・4」について。
 3話目を描いたのが「vol.13」でしたから、8ヶ月ぶりの復活にして、一応の完結編です〜。
 ひょんなコトから男女同室の「特別室101号室」で暮らすことになってしまった児童寮生の恋ちゃん啓太くん。今日は親友のモモちゃんが1泊入寮(特別室102号室)するとのことで、ささやかな歓迎会が開かれるのだが、そんな日に限ってベットの上には特別室仕様の例の課題が……。
 制作していたのは去年末から1月の半ばくらいまで。まさにこの原稿を制作しながら年を越しました(>_<)。
 上には”8ヶ月ぶりの復活”と書きましたが、まぁ厳密には前号「vol.15」に描いた「モモちゃんの日記・5〜特別室102号室編」の続き……というか、壁一枚で挟んだそれぞれの部屋の様子を、同じ時間軸で描いたちょっと特殊な作品なので、続きと言うよりは”対になる作品”って感じですかねー。
 まぁこの作品は内容をどうこう言う話でもない気がします(笑)。
 さすがに「1」〜「3」を読んでないと意味が解らないところがあるかもしれませんので、そちらは是非4月に発売予定の単行本の方で……。

 その4月発売予定の通算15冊目の単行本『恋の特別室』ですが、今回の「恋の特別室・4」が掲載されたことにより、一応オークス分のすべての作品が出揃いました。
 で、表紙の方のラフもOKが出て、早速友人のゆうろくんに色塗りを発注。既に自分の手を離れましたので、こちらは出来上がるのを楽しみにするだけです〜。
 ただ……んー、オレは結局書き下ろしで何ページ描けば良いのだろう??
 この間一応編集さんと台割り組みながら打ち合わせをしたのですが、いろんなケースを想定してごちゃごちゃと話していたので、結局のところ何ページ余るのかよく解らないんですよ(笑)。
 ……もう1回ちゃんと話し合った方が良いかもな……(>_<)。

 ちなみに次の仕事は前作『小っちゃな恋のメロディ』のサイン本描き(笑)。
 今更なんで『小っちゃな恋のメロディ』にサインなんかしなきゃいけないんだ? という疑問は実はボクが一番強かったりしてるのですが、まぁ何か新しい書店のフェア的なモンで出すんだと思いますけどね……一応頼まれた10冊ほど、パパッと描いちゃいたいと思います。
 で、その次は本来順番的には「華陵学園初等部/vol.18」用の原稿なのですが、先に「コミック姫盗人/6月号」の方をやっちゃおうかな〜なんて。
 3月はどっちみち単行本作業が入って来ますので、どう足掻いたってスケジュール的には厳しかろう、と……で、どうせ編集さんに迷惑を掛けるんなら複数の編集さんに迷惑を掛けるより、同じ編集さんに集中しちゃった方が良いだろう、と(笑)。
 単行本、ホントに無事出せるんでしょうか……。
■2009/02/26
■「幸せのナミダ」

 最近頭痛に悩まされております。去年の11月頃にも一時期あったんですけどね、また最近ぶり返して来たんですよ。一応薬を飲みながら、何とかやり過ごしておりますが……。

 さてさて今日の日記は「コミック姫盗人/4月号」に掲載された「幸せのナミダ」について。何と約7年振りの巻頭カラーですよ。あ、一応名誉のために言っておきますが、その間一度も依頼がなかったってワケではないのですヨ(笑)。機材が整ってなかったのでお断りをしておりました……(と言うか面倒くさがっていただけですが)。
 琢磨の携帯電話に毎晩のように掛かってくる、知らない着信番号からの謎の電話。何を言うでも伝えるでもなく、その声はただただ切な気に吐息を漏らすだけ。何となくどこかで聞き覚えのある声のような……何日後かに思い当たったその声の主とは、同じクラスの長瀬和美だった……。
 制作していたのは1月下旬。
 巻頭カラーでの掲載ということは、冒頭の4ページがカラー……当然エッチシーンが冒頭に来なきゃいけないので、その点ネタ出しではちょっと苦労しましたかねー。今までもエッチシーンで始まる作品は何作か描いてはいるのですが、ここ最近は全然でしたし、ネタ帳にストックしてある小ネタにも1つもありませんでした(>_<)。
 で、ふと思い出して引っ張り出して来たネタが、おそらく5,6年ほど前に考えたであろう「携帯電話(仮)」という話(タイトルださっ(笑))。(確かシチュエーションが似ている「一輪の花」(単行本『少女発情中』収録)を考えている時に同時に思いついたネタだったと思う……うろ覚えだけど)。
 話としては、男の子(琢磨)が持っている携帯電話が随分と型遅れの旧型で、いつもクラスの友達に馬鹿にされるのだが、その携帯を使い続けるには理由があって……みたいな感じだったような。そう、今は転校してしまった女の子(和美)からの電話があるかもしれない(番号が替えられない)ので、彼はいつまでも古い携帯を使い続けている、というのが話のオチとして用意されていたのですが…………今は携帯を新しくするだけならもちろん、携帯会社を替えても番号をそのまま移行出来る時代なんですよね(笑)
 いや、もちろん当時も同じ携帯会社なら番号引き継ぎは出来たのですが、このご時世、さすがに話のオチとして使うにはインパクトがないというか、説得力がないよな〜と……そんなワケで、永遠にお蔵入り決定だったのです。
 最初に友達との携帯電話についてのくだり、家に押しかけて問い詰めるシーン、途中男の子に覗かれながらの輪姦シーン、ラストの2人だけのエッチ、最後にもう一度友達との携帯電話談義……当初これを描き切るには24ページくらい必要かな〜と見定めていたネタでしたが、冒頭に輪姦シーンを持ってくれば中盤が省けて、携帯電話云々の話を省略しちゃえば今回の巻頭カラー用のネタにちょうど良いんじゃないか? などと思ったワケですよ。まぁ携帯電話云々の話を省略した時点で、すでに昔の「携帯電話(仮)」とは全然別物なんですけどね(笑)。
 唯一面影として残っているのは、声の主に気づいて家に押しかけて問い詰めるシーン……ですから5〜8ページ辺りは、昔描いたネームそのままだったりします(もちろんセリフの端々は違いますが)。
 ただこの話、タイトルがなかなか決まらなかったんですよー。
 当初は話の雰囲気とはちょっと違いますが、「電話してもイイ?」で考えていました。最後の和美のセリフがそれだったんですね。ただその問いに対して、琢磨の反応を見せた方が良いだろうと思いまして、最後のセリフは「幸せの涙はいいのっ!」に変更したんです。で、「幸せのナミダ」が候補として上がって来たワケですが……まだ何となく唐突な感じがしたんですよねー、タイトルとして持ってくるセリフとしては。
 そこでウンウン悩みまして、出した結論が15〜16ページ目の変更。琢磨くんの”ナミダ”についてのト書きですね。ん〜、まぁ少々くさいセリフですが(笑)、これでようやく話がまとまったな〜と。
 しかしこういうプチ・シリアスな話は久々のような気がします。昔は結構描いてたんですけどね、あまりアンケートとか見ても評判がよろしくなかったモンで……(笑)。でも今後はこういった雰囲気の作品も、また描いて行きたいですね〜。毎回毎回「Mrs.LOLITA」「IDOL☆SISTER」のようなテイストの話ばかり描いてても飽きちゃいますし。

 ……えらい長く語ってしまいましたが、ここからは現在のお仕事状況です。
 現在「コミック姫盗人/6月号」用の原稿と、4月発売予定の単行本『恋の特別室』用の書き下ろしマンガを平行して進めております。
 まずは「コミック姫盗人/6月号」用の原稿についてですが、タイトルは「家族として、妹として(仮)」。2,3月は修羅場とのことで、自重して今回は16ページ……すげー久し振りの16です(笑)。
 母親が亡くなってから3年間、家事全般をこなして来た兄へ対しての、妹のご奉仕のお話です……いや、ちょっと違う気もしますが、まぁその辺は雑誌掲載後にお話を……シリアスではないですけど、いつもよりは馬鹿テイスト弱めな感じかも。久々の完全ショートカット娘で、楽しんでペン入れ中です〜。

 で、書き下ろしマンガについてですが……いやね、実を言うと今回の単行本、何も考えずに行けば余りページ「0」のすっきり台割りだったんですよ。後書き用のカットを描けば終了(まぁカバー裏にも何か描こうと予定はしておりますが)。
  「おおっ、それは楽チンだ」と喜びもつかの間、編集さんは「半台増やして、余り「8」にしましょう」と……まぁ読者さん的には書き下ろしが多い方が嬉しいのは重々承知してるんですけどね、わざわざ増やさなくても(笑)。
 というワケで、まぁ軽い書き下ろしとゲストイラストとかで埋める手も考えたのですが、キツイのを承知で今回は8ページのマンガを描こう、と。ノーギャラで(>_<)。
 いつもの「2」「4」「6」くらいならエロシーンなしで軽〜いエピローグ的マンガを描くところですが、今回は8なのでエローシーンありです……と言うか、エロシーンばっかりです(笑)。
 タイトルは一応「恋の特別室・番外編」。恋と啓太に新たに出された”特別室用課題”に取り組む2人の様子を淡々とマンガにしました。出された課題の具体的な内容は単行本を見てのお楽しみですが、個人的にはかなり気に入っております(笑)。こちらも現在ペン入れ中〜。

 一応単行本『恋の特別室』の正式な発売日も出ているのですが、発表は巷で「4月発売コミックリスト」が流れ出してからにしましょうかねー。その頃には「COMICS」の方も更新出来ると思います。
■2009/03/17
■「恋人ごっこ」

 2回目のWBC(World Baseball Classic)が始まっております。1次ラウンドを2位で通過した日本は、アメリカでの2次ラウンド初戦でキューバに6対0で完勝。明日の18日に準決勝進出を賭けて、3度目の韓国戦です。……あまりここで時事ネタを書いても、明日には日韓戦の勝敗が解りますし、そもそも次の日記を書く頃にはWBC自体終わってる可能性が高いので(笑)、この辺で打ち切りです。
 まぁ何にせよ、日本でやろうががアメリカでやろうが、常にリアルタイムで観戦できるボクは幸せだな〜と思うと共に、そんな日々に一抹の不安を覚えたりする今日この頃でした。

 さてさて本日の日記は「COMIC RIN/4月号」に掲載された「恋人ごっこ」について。「RIN」では続き物を描くことがココ最近多いですが、今回のは一応短編〜。
 幼稚園の頃、よく意味も解らないまま隠れてキスなんかしていた誠也くん美羽ちゃん。ちょっと異常なくらい仲良しだった2人も、卒園と同時に美羽ちゃんは引っ越し……小学生になった誠也くんも月日は流れ現在6年生。今では薄情なくらい美羽ちゃんのことも忘れてしまっていたのだ……が、美羽ちゃんの再びの転校で、5年の時を超え2人は再会! その瞬間、誠也くんの中で忘れていた美羽ちゃんの柔らかな口唇の感触と、幼き2人だけの秘め事を”恋人ごっこ”と呼んでいた記憶が蘇り……。
 制作していたのは1月末から2月中旬にかけて。
 ネタ出し当初考えていたタイトルは「結婚ごっこ」。こっちの方が幼稚園児が考える言葉としてはしっくり来る感じですが、話の展開上「恋人ごっこ」の方に……まぁでも、ネタ自体も「結婚ごっこ」という言葉が最初に浮かんだので、タイトル先行でそこから話を考えて行きました。
 髪型はボクの作品の中では珍しく、おそらくアナログ仕上げだったらチャレンジしなかったであろう、ツイン団子ヘア(?)の女の子。美羽ちゃんのイメージとしましては、どことなく小悪魔っぽい感じ……? 
 まぁ冒頭2ページのモノローグがすべてみたいなモンなので、幼稚園という舞台を用意した後は2人のキャラにまかせて流しただけって感じのストーリーです(笑)。
 ラストのオチは少々悩みまして、編集さんにも「ホントにこれで良いのか?」と相談もしたんですが、美羽の性格と2人のお年頃な状況を考えれば、まぁこんな未来でも良いんじゃないか、と(笑)。
 やーでも、この話は描いてて楽しかったですね〜。お互い振り回し振り回され、強がったり弱気になったりで、思春期のこの年頃の男女を描くのが一番楽しいのかもしれません……ボクのツボなんですかね〜?
 続きがあるとすれば、「恋人ごっこ」の発展型としての「結婚ごっこ」ですかね……? もちろん短編のつもりで描いたのですが、もう一度誠也くんと美羽ちゃんを描きたい気もするんですよね……まぁすぐに描くかどうかは解りませんが、今回この話を気に入ってくれた方は是非そちらもお楽しみにして頂けると嬉しいのです〜。

 で、現在のお仕事状況ですが……4月24日発売の単行本『恋の特別室』の新しい作業はほぼ終わりました。後は過去作品の手直し等ですかね……まぁその手直しが結構な量ありそうな予感がしていて恐怖なのですが、一応そんな感じ。書き下ろしの8ページマンガもちゃんと描きましたよ!(>_<)/
 んで、それと平行して進めているのが「華陵学園初等部/vol.18」用の原稿。WBCの1次ラウンドと2次ラウンドのわずかな隙を見つけてネーム描きましたよ!(だってテレビ観ながらじゃさすがにネームは描けないモンで…)。
 タイトルは「こころの乙女ごころ」……「恋〜」と「モモ〜」のシリーズが単行本で一応まとまりますので、ここらで「華陵学園初等部」初の短編です(いや、調子にのればこれも続く可能性アリですけどね(笑))。ストーリーについてここでは省略しますが、チラッとだけ恋や啓太くん、モモちゃんもクラスメイトとして登場します。しかも美咲ちゃんに限ってはセリフあり! ……かなり重宝されるキャラなのに、どこまでも報われない美咲ちゃんです……。
 ちなみに掲載予定のこちら「華陵学園初等部/vol.18」の発売日は4月15日。単行本より1週間前……つーか既に発売まで1ヶ月切ってるんですけど(>_<)。かなり〆切ギリギリの進行なのですよ〜。
■2009/04/02
■発売まであと3週間!

 いやー、もう春ですねー。
 ウチの近所の桜はまだ満開にはなっておりません。今週末が見頃って感じでしょうか? 今年の桜は開花宣言が出てから結構しぶといですね〜。

 だいぶ時期はずれな話題になりますが、第2回WBC(World Baseball Classic)は決勝で延長の末韓国を破り、日本は見事2連覇の偉業を成し遂げました。やー、楽しかったですね、嬉しかったですね〜。決勝戦はホント、緊迫した良いゲームでした。
 報道等でも言われていることですが、全9戦中5試合が韓国戦っていうのはやっぱどうなんだろ……もっといろんな国と戦って欲しかったよな〜。プエルトリコとかメキシコとか。アメリカ行ってから、キューバと2回、アメリカと1回、韓国と3回……偏りすぎ(>_<)。敗者復活アリのトーナメントは第1回大会のリーグ戦形式より面白かったですが、「どうせ負けても次のラウンドには行けるんでしょ?」的なあの”順位決定戦”ってのはいらないよな、うん。
 
 さてさて、約1年振りの単行本『恋の特別室』発売まで1ヶ月を切りました。と言うか、発売はもう今月の24日ですから、後3週間ですよ! ……3週間って、えらい中途半端だな……。
 今回の単行本には以前も書きました通り、8ページのかきおろしマンガが入ります。タイトルは「恋の特別室・5」……恋と啓太の新たな課題への挑戦です。
 それに「あとがき」はもちろんとして、毎度毎度のカバー裏での「収録作品解説」。今回は各話の解説はもちろん、シリーズを通しての総解説も入ってますので、いつもよりちょい密度濃いめです。
 で、さらに「恋の特別室・4」直後のみんなの表情を描いたイラストが1枚に、「登場人物紹介」のページが。
 登場人物紹介は今までやったことがありませんでしたが、モモちゃん、恋、啓太、美咲、滝川くん、菜奈、俊くん……と計7人、これまたビッチリと……ビッッッチリと書かせて貰いました。まぁ読者サービスの一環なので、クスッとでも笑って貰えれば嬉しいのですが……。
 結局モノクロページの追加分だけで、13ページくらい描いたのかな? ……あれ?それだけだっけ? 今月発売の「華陵学園初等部」の巻末作者コメントに、「15ページ追加で描いた」なんて載せる予定なんだけど、足りないじゃん……まぁカラー表紙も含めれば15ですから、嘘はついてないか……。
 ちなみにボク分の単行本作業は一応すべて終わりまして、後はカラー表紙のデザイン等のチェックだけです。ようやく出せる実感が湧いて来ましたよ〜♪
 
 修羅場を抜けての春、4月。現在のお仕事状況ですが、今月発売「華陵学園初等部/vol.18」用の原稿「こころの乙女ごころ」は3月末に完成致しました。かなり〆切ギリギリでしたが、単行本作業もあるってことで編集さんにも大目に見て貰えました。
 で、次の仕事は5月17日発売予定の「COMIC RIN/6月号」用の原稿です。こいつのネームは昨日の昼間にOKが出ました♪ タイトルは「わたしの恋に素直になります」です。
 未だ単行本には収録されてないので全然覚えがないと思いますが、丁度2年前の「COMIC RIN/6月号」に掲載された「あなたの恋に協力します」の続編です〜。……え? なぜ今頃続編かって? いや……以前から描こう描こうと思ってはいたのですが、何となく先延ばししていたら、そろそろ描かないと次の単行本に同時収録出来ないぞ? と思ったものですから……。
 一応前作を読まなくても解るようには描くつもりですが、ひょっとしたら登場人物の渚ちゃん恭介くんの関係性が解りづらいかもな〜なんて。その場合は次の単行本に同時収録されるまで、少々お待ちを……。
 次の単行本のことまで頭が廻るようになったってことは、少しは余裕が出て来たってことだなー。
■2009/04/15
■「こころの乙女ごころ」

 何だか急に温かくなって来ましたねー。
 ついこの間まで上下スウェットで毛布被って寝てたのに、いきなり半袖短パン……や、パンツだけでも良いくらいです(笑)。もう4月の半ばだから当然か……月日が経つのは早いモンです。
 
 さてさて本日の日記は4月15日発売の雑誌「華陵学園初等部/vol.18」に掲載されました「こころの乙女ごころ」について。つい2週間前、初めてホントに落とすんじゃないか? と不安になるくらい〆切ギリギリに完成した曰く付きの作品です。
 昨日クラスの男子将吾くんに告白されたこころちゃん。以前から密かに恋い焦がれていた相手だけに二つ返事でOKしたのだが……次の日、どうやらこころちゃんの様子がおかしいようで……。
 制作していたのは上記の通り、3月の半ばから月末のギリギリまで。
 何だかあらすじがあっさりしすぎてますかね……? や、言い訳させて貰いますと、今回の作品はネタバレすると面白みが半減しそうな内容の話なのですよ。ですので今回の日記ではあえて内容には触れず、制作の裏話を中心に書いてみたいと思いますので、その点ご了承を。
 「vol.18」用の原稿は単行本作業と平行して制作しなくちゃいけなかったので、今回は最低10ページくらいは、と編集さんとも話していたのですが、ネームを切ってみたら結局16ページに。いや〜でも、最近は18とか20で描くことが多かったので、16ページでまとめるのもちょっと苦労しました……少ないなら少ないなりに難しい部分もあるのですよ(>_<)。
 ネタ自体は半年ほど前から温めていたネタで、当初考えていた仮題は「自分ラシク、自分ナリニ」。コレ、ボクの大学時代の友人が作った曲のタイトルでして、これがまたすごく良い曲なんですよ……そうは言っても皆さんに聴かせる術がないのですが(笑)、つまりこの作品はタイトルが先に決まって、そこから中を肉付けしていったんですねー。
 女の子の名前も当初はこころちゃんではなく、カスミちゃんでした。
 ただ今まで「華陵学園初等部」に描いて来た話は「恋の特別室」や「モモちゃんの日記」みたく、すべて「○○の○○」のように、タイトルの最初に女の子の名前が必ず入っていたんですね。ですので今回もその慣習に則って、「カスミちゃんの乙女心」というタイトルにしよう、と。
 ただ何となく「乙女心」というのがすべて漢字だと固いかな? と思いまして、平仮名に開いて「乙女ごころ」に……だったら女の子の名前も「こころちゃん」にすれば、「こころの乙女ごころ」とちょっと洒落た感じのタイトルになるんじゃないか? ……とまぁ友人の曲のタイトルからイメージを膨らませたくせに、当初の計画とは全く違ったモノになったワケです(笑)。
 ただあっさり描いたワリには、結構好きなお話になりましたし、好きなキャラです。恋やモモちゃんのように今後シリーズ化するのはちょっと難しい感じですが、こころちゃんはまたいつか描いてみたいですね〜。まぁその点「華陵学園初等部」という特殊な雑誌ですし、また登場させるかもしれません。現に今回の作品にも1コマだけですが、同じ5年1組ってことで恋や啓太くん、モモちゃんが登場してますし、美咲ちゃんなんてセリフありで出演してますからね(笑)。
 「華陵学園初等部」に描く作品はすべて、そういったちょっとした遊び心なんかも感じて頂けると嬉しいですね〜♪

 通算15冊目の単行本『恋の特別室』発売まで、10日を切りました! ……と言っても、つい先週まで表紙のデザインが決まらなく、モノクロのデータも一昨日まで直してましたからね、ホントに24日に発売されるんでしょうか?(笑) 
 発売日の24日は「コミック姫盗人/6月号」の発売と重なりますので、この日記をどうするかはまだ考え中なのですが……。
■2009/04/20
■「家族として、妹として」

 今日はいきなり本題突入〜。
 本日の日記は24日発売の「コミック姫盗人/6月号」に掲載される……いや、ホントは雑誌発売日に更新するのがいつものルールなんですが、その日は待ちに待った通算15冊目の単行本『恋の特別室』の発売日なのでね……まぁ単行本については後述するとして、日記のメインはフライング気味に掲載作「家族として、妹として」についてです。
 母親が亡くなってから3年間、高校生でありながらも家事全般を1人でこなして来たお兄ちゃん。もちろん最初の頃は苦労もあったが、最近では特に大変だとも思っていなかった……はずなのだが、積もり積もった疲労の蓄積か、ある日いきなり倒れてしまう……肉体的なことはともかく、もし精神的な疲労だとするならば、原因として考えられるのは多分妹の沙樹のこと……。
 制作していたのは2月の半ばから3月の頭くらいまで。
 えー正直言いますと、どんな思考で思いついたネタだったのかよく覚えていません(笑)。昔、家事をいつも頑張ってくれるお姉ちゃんのために、弟が奉仕する(家事もアッチも)というネタを考えたことがあったんですが、それを元ネタに”姉弟”を”兄妹”に替えて考えたんだっけなぁ? ……2ヶ月前のことなのに、ホントに覚えてないや(>_<) この2ヶ月くらいはホント忙しかったモンで……ただスケジュールの関係もあって、あえて少なめの16ページで行こう、と考えたのは覚えております(笑)。
 あまりオチャラケに走らず、真面目にしんみりとした兄妹モノを描こうと思ったのですが、結構遊んじゃってますかね……兄妹という設定といい、登場の仕方、妹の作ったダメ料理……「秘密の願い事」(単行本『微乳少女主義』収録)の明日香を思い出しました(笑)。
 タイトルは最後の最後まで悩んだんですよね……いや、今でもホントにこれで良かったのか自問自答の日々。話の筋から言えば「家族として、女として」とか「妹として、女として」辺りの方がしっくり来るのですが、「女として」というフレーズが気にくわなかったんですよね……ん? 「家族として、妹として、そして女として」だったら良かったのかな? いや、長げーだろ(笑)。
 まぁでも、久し振りにがっつりショートカットっ娘を描けたので、ボク的には満足しておりますー。

 いよいよ今週末に発売を控えた単行本『恋の特別室』、16日に色校のチェックも終わり、後は発売を待つだけとなりました(今回のはホント、ギリギリまで作業してたな……間に合うのか??)。表紙もかなり満足いっておりまして、嬉しいかぎりです。
 で、「COMICS」でもお知らせしたのですが、今回「メロンブックス全店」「とらのあな全店」K-BOOKS秋葉原新館」「オータムリーフ」の各書店様でお買い上げ頂くと、「恋の特別室・番外編」なる特製ペーパーを貰えます〜♪ もちろん書き下ろしッス。
 内容は、単行本を買って頂いた方々への読者サービスとして、恋とモモちゃんが写真部にサービスショットを撮られる、というお話……まぁ言うほど大したモノでもないんですけどね(笑)、興味がありましたら是非そちらでお買い求めを!
 つーか『Mrs.LOLITA』発売の時も「Mrs.LOLITA・番外編」みたいのを描いたんで、今ならもうココで掲載しちゃっても良いかな? とも思うのですが、アレ、元の原稿がどこ行ったか解らないんだよな〜(笑)。

 さてさて現在のお仕事状況ですが、今は「華陵学園初等部/vol.19」用のネタ出し中。この号は華陵学園初等部・開校3周年記念特別号として、特別企画「他作家同士のコラボレーション」なるモノがあるんですよ。アンケートハガキに「○○センセのあのキャラを、●●センセの作品で……」と書くと、集計して上位順に振り分けられるという……や、あえて言わせてもらえば完全に火遊び的”実験企画”ですけどね(笑)。
 で、先日集計結果が出まして、ボクは陵こえり先生の「ヘビ☆ロテめがねくん」という作品に登場した「飛鳥知菜」というキャラを描くことになりました。
 もちろん知菜ちゃんはこえり先生のキャラですので、あまり無理は出来ないのですが、上手い具合にどう登場させるか只今検討中……なかなか難しいッスね(>_<)。
 あ、ちなみにボクのキャラでは「恋」を陵こえり先生が、「モモちゃん」をちんじゃおろうす先生が描かれることになったそうです。2キャラとも上位に食い込んでいたらしく、ダブル当選(?)したようです。
 確かに、自分のキャラを他の先生方に描いて頂けるのは結構ワクワクするのですが……ただ自分のキャラが先生方の作品にご迷惑をかけなければ良いな〜と、我が子を想う親の気分だったり(>_<)。
■2009/04/24
■『恋の特別室』

 先週末の日曜日、昔のアシスタント仲間と遅い遅〜い花見をしてまいりました。や、いつもの居酒屋で飲むだけなので花見は口実だったんですが、みんなのスケジュールを合わせるとこの時期までずれ込んでしまったというワケで……・。

 さてさて本日は新刊『恋の特別室』の発売日! 通算15冊目、オークスさんから初の単行本になりますが、本日の日記は当然この『恋の特別室』についてでございます(>_<)/。

●『恋の特別室』発売までの経緯
 前作『小っちゃな恋のメロディ』発売が去年の6月ですから、約10ヶ月ぶりの単行本ですかねー。「松文館」→「茜新社」と来てましたから、初めてとはいえ当然、次は「オークス」が良いな〜と漠然と思ってましたが、まさにその通りになりました。
 雑誌「華陵学園初等部」ではまだ7本(先日掲載の「こころの乙女ごころ」を入れると8本)しか描いてないので、純粋に雑誌掲載分だけで単行本にするにはまだ足りなかったのですが、過去の未収録作「モモちゃんの日記」シリーズの1,2話目、おまけに昔オークラ出版の「COMIC夢雅」で描いた「受験生慰安委員」(オークラ出版とオークスは系列会社なので編集部はほぼ一緒)というヤツが残ってましたので、それを合わせるとちょうど10本……。
 まぁつまり、オークスの雑誌「華陵学園初等部」で「モモちゃんの日記」の続きを描けば、雑誌分は7本描けば単行本が出るよ、というのが最初から解ってたワケですね(笑)。

●表紙について
 タイトルが『恋の特別室』なので、当然同題「恋の特別室」の恋ちゃんをメインに。表紙のラフ案は4枚ほど描いたのですが、編集部側で腰に出来た1本のスジがウケたらしく、4枚中、3枚目に描いた”C案”が通りました。(ちなみに”A案”は「あとがき」に描いた絵。”D案”は書き下ろし「恋の特別室・5」の2ページ目最下段に描いた上向き加減の恋ちゃん……”B案”は……まぁ永遠に封印です(笑))。
 ただ恋の表情については試行錯誤がありまして……と言うのも、元々の”C案”での表情というのは、ちょっと口を尖らせて恥ずかしそうにこちらを振り向く、という感じだったんですね。
 今回も背景と色塗りは友人の「ゆうろ」くんに頼んだのですが、塗りも終わって後は微調整だけ…という段階で、この表情だと表紙としてはちょっと寂しくないか? と2人の間で根本的な疑問が浮かんだワケですよ。うん、何か口元が寂しいんじゃないか? と……。
 そこで急遽、笑った表情にすることに(笑)。口がはっきりした分、パッと見明るくなりましたよねー。あ、ちなみに今回ボクの単行本では初の「ピンナップ」がついているのですが、そちらには元の表情のまま……つまり口を尖らせたバージョンの絵をあえて載せてみました。奥の机とか、ゆうろくんが頑張って描いてくれてましたので、かなりゆとりを持たせたトリミングで。
 ま、裏表紙に関してはラフ案も1枚。背景、塗りも一発OKってことで、何事もなくモモちゃんのトイレシーンを……(笑)。

●お気に入りの作品
 自分で言うのも何ですが、「モモちゃんの日記」で言うとやっぱり「1」が一番良く出来ていると思います。男はまぁ非道いヤツですが、モモちゃんの性格の良さが一番出てますしね。
 それと「3」も好き。オタクな外人とのチグハグな会話と天然ボケなやり取りが(笑)。「4」はちょっとやり過ぎたかもしらん……でも「5」のお馬鹿な展開はかなり好きです。いろいろやらなきゃいけないことが多い回だったので、上手く表現出来たかは不安ですけど……。
 「恋の特別室」もやっぱり「1」が一番良いのかなー? 「1」には初めてならではの”ドキドキ感”がありますからねぇ〜。ただ「3」の積極的に動く恋ちゃんもワリと好きです。最後の覗きオチはお約束です(笑)。

●書き下ろし「恋の特別室・5」について
 8ページも書き下ろしマンガを描いたのは初めてですよ……普段の単行本なら「恋の特別室〜特別編」みたいな、いわゆる”おまけ”的扱いにするんでしょうけど、今回はがっつり描きましたので、あえて「恋の特別室・5」です(笑)。
 いやぁでも、「何だ、「恋の特別室」って課題が出るまでの過程を描かなければ、8ページで十分行けるんだ」とがっかり再認識(笑)。無駄がない分、ストレートにえっちシーンが描けました……しかも結構お気に入りッス(>_<)。
 今はまだお互いを好き・嫌いと言い合っていない”友達以上、恋人未満”な関係なので、いつか部屋替えをされて1人で悶々と過ごす恋を描いてみたいです……。
 
 さてさて、単行本が発売された際には必ず書いているシメのフレーズ、”次回の単行本予定”ですが……通算16冊目はおそらく夏から秋にかけての時期、茜新社からの発売になると思います。と言うのも、もう既に現段階で収録本数分は貯まってるんですよね(笑)。
 去年みたく「4月」と「6月」に2冊連続で出すというのはやっぱり急だろう、と……読者さんの財布の余裕を考えても、ボクのスケジュールを考えても(笑)。で、少し間を空けた方が良いんじゃないかと編集さんとも話ておりまして、まぁ予定では8,9月辺りになるんじゃないかと……。
 ただその頃には今度松文館の方も本数が貯まって来るんですよね(笑)。茜新社から「9月」に出しました、松文館からは「11月」に……じゃ去年と真逆なだけ、本末転倒なので……うーん、まぁその辺はその時期に考えるとして、今は成り行きに任しますか……。
■2009/05/12
■9th Anniversary

 前回の日記が新刊『恋の特別室』の発売日……うーん、随分と時間が経ってしまいました。既にGWもとっくに終わってますが、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか?
 ボクの方は1泊だけ実家に帰省しまして、その他は家族サービスだったり仕事だったり……まぁ何てことない日々を過ごしておりましたよ。
 そうそう、5月1日をもちまして、ウチのサイト「YUKI-GUNI」が9周年を迎えました! エロマンガ描き始めてすぐの開設でしたから、ボクもマンガ家9年目ってワケですな。
 正直ここまで続けられるとは思いませんでしたよ……サイトも、この業種も(>_<)。

 んで、まぁこの2週間強の間は「コミック姫盗人/8月号」用のネームを主にやっておりました。
 久し振りに羞恥系のネタがやりたくて、いろいろと考えていたのですが、たどり着いたのが超能力モノ……あ、そういや昔「愛と超能力少年」(単行本『可愛いあの子』収録)って描いたな〜って思って、だったら『可愛いあの子』も絶版なことだし続きを「姫盗人」で描いちゃうか? と、こうなりまして。
 いや、一応OKは出たんですけどね、何だか編集さんの反応が奥歯に物が挟まるような感じでして……と言うのもですね、先月号辺りから今までボクの担当だった方が正式に編集長に就任しまして、まぁ多分”自分の雑誌”ってコトで趣味嗜好が出せるようになったんですね。
 で、もう何年か一緒にお仕事させて貰っていたのですが、”地に足がついていないような作品は嫌い”というのを初めて知りまして(笑)。確かに松文館では今まで超能力とか幽霊とか、いまいちリアリティがない作品って描いてませんでしたからね、向こうもあえて言うところもなかったのかもしれませんが……。
 というワケで、OKは出たモノの好まれてない場所で描くのもテンションが上がりませんので、こちらのネームは「COMIC RIN/8月号」の方に廻させて貰いました……いや、むしろ「RIN」の編集さんは喜んでくれたネタだったんですけどね(笑)。ちなみに正式なタイトルは「愛と超能力少年〜消えたパンツ」と言います。

 そんなこんなで月末〆切の「コミック姫盗人/8月号」用に、1からネームをやり直したでやんス(>_<)。もちろん”地に足の着いた”作品を……いや、ちょっと意地になって、あえて”普通の話”を描いたって感もありますけど(笑)。
 タイトルは「ずぶ濡れ夏物語」と言います。付き合い始めの少年少女が夏休みに入って初デート。遊園地に楽しく過ごすが、お化け屋敷で思わぬ事件が……とまぁ”お化け屋敷”と言えばアレなワケで、出だしは結構ベタなお話……ただ中盤で日が替わりますので、少しアレンジ入って面白い感じになってるんじゃないかな〜と思っておりますが、どうでしょ。。
 嬉し恥ずかしのドキドキ初デートってことで、今回はかなり男女とも服装に気をつけて下書き進行中であります。この子の性格からして、初デートではミュールじゃなくスニーカーなのかな〜? とか。お陰で進みもちょっと悪いですよ……(>_<)。
■2009/05/18
■「わたしの恋に素直になります」

 制作中の「コミック姫盗人/8月号」用の原稿「ずぶ濡れ夏物語」ですが、下書き中に思い立って急遽18ページから20ページに変更。しかも今回ちょっと細かいコマが多くて、今更ながら自分の首を絞めてるな〜と少し後悔。まぁそれで良い作品になればヨシなんですけどねぇ……。

 さてさて本日の日記は「COMIC RIN/6月号」掲載の「わたしの恋に素直になります」についてです。
 恭介の恋に”協力する”という形で付き合い、初エッチまでした隣に住む幼なじみの。だが付き合い出したにも関わらず、渚は妙によそよそしく、恭介を避けるようになっていった……渚の気持ちが解らない恭介は図書室で強引にキスをするが、渚はそれを嫌がるように押し返してしまう……。
 制作していたのは4月上旬。
 単行本『恋の特別室』のゴタゴタした作業がすべて終わって、心機一転描いたのがこの作品。と言っても元々のネタはちょうど2年前、2007年の「COMIC RIN/6月号」に描いた「あなたの恋に協力します」という話、今回のはその続編です。
 確か「あなたの恋に協力します」は単行本『華奢なカラダ』発売後すぐに描いた作品で、すぐに続編としての「わたしの恋に素直になります」というタイトルを思いついたんですね。タイトルの語呂が良かっただけなんですが(笑)、まぁいつか続きが描ければな〜なんて思っておりました。
 で、続編も描かないうちに次の単行本『小っちゃな恋のメロディ』の発売になったワケですが、この単行本は3編の中編シリーズのみが収録されたちょっと特殊な本でしたので、収録ならず。
 そんなこんなで早2009年、いつしかまた出るであろう茜新社の単行本を考えた時、「あ、今描いておかないとまた続編と一緒に収録出来ないぞ?」ってなことになりまして、2年越しの中途半端な時期ですが、ようやく続編を描いてみたってワケですよ。なモンで、ほとんどの方が前回の内容を覚えてないでしょうから、知りたい方は是非次回の単行本で……(笑)。
 まぁでも、渚の帽子が特徴的なので、ひょっとしたらビジュアル的には覚えてらっしゃる方はいるかもしれませんね〜。前作は最後まで帽子は取らないと拘りを持って描いたのですが、今回は最後の最後でちょろっと取った姿が描かれております……一本だけ触覚っぽく髪が……渚の帽子は”怪物くん”の帽子的役割なのかもしれません(笑)。
 実は最近、頬の赤らみの描き方を変えたのですが、そのせいか、何だかちょっと画面が白いような……もうちょっと赤みを強くしても良いのかな? 「華陵学園初等部」に載った「こころの乙女ごころ」の回はそんな白くも思わなかったんだけど……まぁ雑誌の判型が違うので比べにくいところではありますが。
 ……そう言えばこの話も、元々18ページでネームを切っておきながら、土壇場で20ページに変更させて貰ったんだよな……オレ、編集さんにエライ迷惑かけてるなー。
 あ、ちなみに増やさせて貰ったシーンは、P7〜P8に掛けてのキスからの手コキシーン。
 作品的にはどうでも良い話なんですが、今回渚は「KOI'S SPECIAL ROOM」と描かれたキャミソールを着ているのですが……えぇ、まぁ描いた時期が時期だけに単なる宣伝だったワケですが、思いの外トーンが薄すぎたらしくほとんど読めませんな(笑)。
■2009/06/07
■2つの出場決定!

 日本サッカー代表、4大会連続のW杯出場決定……やりましたね! アウェー・ウズベキスタンでの戦いは前半の岡崎の1点を守りきって、辛くも勝利。ただ解説の松木さん、唯一のゴールのシーンで「大久保、大久保!」って(笑)……W杯出場を決めたゴールシーンは今後も何度も流されるであろう大事なVTRになるのにぃ。

 で、比べるともう遙かに遙かに小っぽけな話の、もう1つの”出場決定”ですが……実は今度の夏コミに受かってしまいました(>_<)。意外と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、何とお初です(笑)。
 遡れば今年の1月頃の飲み会の席でのコト。まぁ面子はいつもと変わらない昔のアシスタント仲間なんですが、実はみんな一応プロとして”商業系”の仕事しかしたことがなく、いわゆる”同人誌”というのを作ったことがなかったんですよ。
 これもひとつの経験、ボクらも合同で参加してみたらどうだろ? みたいな話になりまして、商業をやりながらでも夏コミ用に1本描くくらいならまぁ何とかなるんじゃんないか? ってことで、とりあえず申し込みだけしてみるか、と。
 ……これが自らの首を絞めることになるとは、その時はつゆ知らず(笑)。

 ちなみに参加メンバーはボクを含めて3人。
 まず、ボクの単行本のカラー塗りを毎回お願いしているのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ボクの数少ない同年代の絵描き仲間で親友のゆうろくん。彼はフリーでゲームの背景や美術をメインでやっている人なので、直接名前を見る機会は少ないかもしれませんが、昔はキャラも担当してたり、まぁ素晴らしい絵を描く方なのですよ。
 そしてもう1人はボクのアシスタント時代の先輩にあたりますふうたまろさん。コンビニにも搬入されてる「コミックキャンドール」で連載なさってますので、こちらは普通に知ってる方も多いかと思います。素晴らしい絵を描く方なのはもちろんのですけど。
 ……と、オレ。まぁ3人の中ではボクが一番絵が下手ですね(笑)。
 共通点があるようでないような3人のサークル名は「えろり屋」……一応オリジナルマンガを普通に描くつもりなのですが、名前からも解りますね? 18禁なことは……。

 ただね、出ることが決まったは良いけど、皆さん想定外の仕事が春頃から舞い込んで来てて、今忙しいんですよ。ボクだけ想定外の仕事というのはなかったのですが、ボクの場合は普通にスケジュールが厳しい(笑)(隔月で3誌を廻してたら当然ですが……(>_<))。
 まぁでも、キツそうだったら1本どこかの雑誌を休ませて貰おうかな〜なんて漠然と考えていたら、どこも休ませて貰えず(笑)……7月末までに現在進行中の原稿も含めて後3本、同人入れたら4本描かなきゃいけないぃ(>_<)。
 4月頃からのボクらの会話は、決まって「落ちてて欲しいな〜」でしたよ(笑)。

 まぁでも、受かっちゃった以上描きますよ、やりますよ! 名前はあったのに何も出せなかったじゃ信用問題の話になっちゃいますからね……代表者の名前はオレですし(笑)。
 まだどんな話を描くか全く決めてませんが、どうせなら商業誌ではやれない”何か”を描きたいんですけどね〜。
 とりあえず、続報はしばし待たれよ! そのうち特設ページも作るかも! です。
■2009/06/19
■「こころの乙女ごころ・2」

 今にも”ミシッ”と言いそうなくらい肩と首が張っております(>_<)。通常のピップはもちろん、試しに「マグネループ」なぞ首に巻いて生活しているのですが、果たしてこれ、効いてるんだろうか……?

 さてさて本日の日記は今号で3周年を迎えました「華陵学園初等部/vol.19」に掲載された「こころの乙女ごころ・2」について〜。
 風邪を拗らせて病院に行っていた将吾くん。遅れて学校に来てみると、クラスはちょうど体育の時間……しかし無理をしてまで会いたかった自分の彼女であるこころちゃんの髪型がまたおかしなコトに……。
 制作していたのは4月下旬。
 「こころの乙女ごころ・2」の話をするに当たって、まずは今回の”開校3周年記念・特別企画”について触れておかなければいけません。
 特別企画……要は、他作家さんとのコラボレーションです。今号掲載の作品には必ずどなたか他の作家さんの持ちキャラがゲストとして登場していて、それをクイズ形式で出題し、当たった方に豪華プレゼントをあげちゃおう!……とまぁ読者さんは楽しめるのかもしれませんが、作者側にはかなりの負担を強いる前代未聞のすごい企画なワケですよ(笑)。
 で、もちろん「こころの乙女ごころ・2」にも他の作家さんのキャラが登場しておりまして……いや、まぁ本誌でクイズにしてるのでココで言っちゃうのも何な気もしますが、ぶっちゃけてますと、ボクは陵こえり先生「飛鳥知菜」というキャラを描かせて貰いました。
 読者アンケートの集計でキャラが振り分けられるので基本的に拒否権はないのですが、ボクとしてましては良いキャラが当たったな〜と素直に嬉しかったですねー。陵こえり先生の絵自体ボクは好きですし、あまり目立たない感じの控えめなキャラだったので……。
 で、当然「飛鳥知菜」を登場させることを前提に話を考えて行きまして、こころの髪型があんな感じになったのです(笑)。
 最初聞いた時は正直この企画自体どうなんだろ? とか思ってましたけど、いざやってみるとかなり勉強になったというか、考えさせられたというか……特に「絵」に関して言えば、単純に今まで描いたことがないような髪型だったので、あーこういう造形もありなのか〜とか、目の描き方はこんな風もあるのか〜とか……や、正直あんまりボク、他の作家さんの作品をそんなマジマジとみないんですよね(笑)。でも今回ばっかりは陵こえり先生の単行本「こいこく」を熟読してしまいました♪ (すいません、買ってはないです……編集部に貰っちゃいました)。
 可愛く描けたかな……? 読者さんと陵こえり先生が満足して下さっていれば嬉しいのですが……。
 あ、ちなみにボクのキャラである恋ちゃんは、逆に陵こえり先生の作品に登場させて貰っております(しかも啓太と一緒に!)……少女マンガチックな描写の恋ちゃんなんで、すごくこそばゆい感じです(笑)。や、ホント素直に嬉しいです。こんな日記の途中ですがここで改めて、陵こえり先生ありがとうございます〜♪
 ……ってあれ、企画のことばかりで内容については一切触れてませんね(>_<)。
 最後に1つだけ言いたいことは、今回のこの作品、オチはすごく気に入ってます♪というコト…… おそらくバラのトーンなんて2度と使わないでしょうね〜(笑)。
 
 あ、そうそう、トップページにもリンクを貼り付けましたが、8月の夏コミ・合同サークル「えろり屋」の特設ページを作りました♪ まだ内容等には触れておりませんが、ロリ寄りの本になるかと……。
 ちなみにスペースは日曜日 東地区 "ウ" ブロック 26bです。お暇な人は是非〜♪
■2009/06/27
■「ずぶ濡れ夏物語」

 肩こりと首の痛みはたいぶ治まりましたが、まだまだ本調子じゃないような……。

 早速ですが本日の日記は「コミック姫盗人/8月号」に掲載された「ずぶ濡れ夏物語」についてッス。
 同じクラスの中嶋さんと付き合い始めてもうすぐ1ヶ月の兼巻くん。根っからの真面目な性格の彼女との付き合いは、未だ学校帰りに数回手を握っただけのごくごく健全なお付き合い……そして夏休み。ようやくこぎ着けた初デートで、2人は近くの遊園地に行くことになったのだが、そこで……。
 制作していたのは5月。
 夏休みネタとはいえ、まだ何となく肌寒い日が続いていた頃の制作であります。
 以前の日記にも書いた通り、最初「超能力モノ」のネタを描こうとしてネームのOKは出たモノの、編集さんの反応が「あんまりこの手のネタは好きじゃないんだけど……まぁコレでもいいか」的な何か乗り気じゃない様子だったので、意地になって別の”地に足の着いた”ネタとして考えたのが今回のコレ、「ずぶ濡れ夏物語」です。(詳しい事情は2009/05/12付の日記参照)。
 というワケで代案として急遽作り上げた話でしたが、元はと言えば最初の4ページくらい、2,3年前に考えてあったネタなのです。(ちなみに元タイトルは「長い長い夏休み」)。
 当時はお化け屋敷の中でエッチ……とか考えていたんですけど、ネタとしてはありふれていて詰まらない。でも何とか遊園地内でエッチをさせたい……と拘ったあまり、結局途中で頓挫(笑)。で、急にこのネタを思い出して、えっちする日を分けて整理してみたら、何となく話が繋がっちゃいました。ちょろっと思いついた小ネタでも、メモしておくことは大事ですね〜。
 今回はコミスタの背景トーンをフル活用しております。ココにこのトーンを貼ろう、というよりは、こんなトーンが収録されてるからこんな構図のシーンを描こう、と少々本末転倒気味な使い方ではありますが(笑)。
 ”初めてのドキドキえっち”というのはボク本人が何回描いても楽しいのですが、この話も同様に、かなり楽しんで描けましたね〜。
 特に最終ページの噴水のシーンなんかはネタとしても、技術的にも描いてて楽しいシーンになりました。最近特に水の表現、好きなんですよね……昔は面倒くさくてむしろ嫌いだったハズなのに。まぁこれもデジタル仕上げに移行した効果なのかも。
 ただ……背景、やりすぎたかもしれませんね(笑)。むしろゴチャゴチャしすぎて読みづらいかもしれません。反省〜(>_<)。

 全然日記にも書いてなかったですが、制作中だった「COMIC RIN/8月号」用の原稿「小麦色狂詩曲」という作品は一応完成致しました。後はちょろちょろっと手直しをしつつ、編集さんにデータを送るだけです。ちなみにこれもひと夏のドキドキ初エッチ的なストーリー……しかも「さくら」シリーズ以来、超久々の日焼け少女ですよ! こちらも楽しんで描けましたが、まぁ詳しい話は7月17日に発売されます「COMIC RIN/8月号」が出てからココで。
 で、いよいよ夏コミ初参戦用の原稿に取り掛かるワケですが……描く予定のマンガが実は「超能力モノ」なんです。えぇ、ぶっちゃけた話、「コミック姫盗人/8月号」に掲載するつもりで考えていた、上記のボツネタでありまする(笑)。
 いや、もう1つぶっちゃけさせて頂きますと、「姫盗人」でボツにしたこの「超能力モノ」、ホントは「RIN」に廻して貰うハズだったのです。なモンで、「ずぶ濡れ夏物語」制作後は「RIN/8月号」用として超能力モノのマンガを描いていたのですが、制作途中で夏コミに当選したことを知りまして……この次、6月下旬までにお金になるか解らない同人誌用のマンガを1から描くのは何となくテンションが上がらないので、編集さんに相談です。
 「もし面白そうなネタが他に浮かんだら、今制作中の超能力モノは同人に廻しちゃって良いですか?」
 「RIN」用に考えたネタじゃない超能力モノを快くOKしてくれたにも関わらず、さらにそのネタを今度は同人に廻しても良いか、と……常識で考えれば編集側には大変失礼な話です(笑)。ですが編集さんもさすがです。
 「あ、〆切に間に合うんでしたら全然良いですよー」との嬉しいお返事が(>_<)。まぁ付き合いももうかなり長いですし、その辺の微妙な心情を汲んでくれたんでしょうねー。
 というワケで、「COMIC RIN/8月号」用のネタは上記の通り、「RIN」用として考えた新ネタ「小麦色狂詩曲」という話を描くことになりました。
 「コミック姫盗人」→「COMIC RIN」→「同人誌」と、流れ流れ辿り着いた不幸(?)な作品のタイトルは「愛と超能力少年〜消えたパンツ」。えぇ、以前富士美出版から発売された単行本『可愛いあの子』(絶版)収録の「愛と超能力少年」という話の続きでございます。
 や、もちろん続きと言ってもその話を知らなくても解るようになってますし、むしろボク本人もガン無視した作りになってたりします(笑)。
 流れ流れの作品ではありますが、考えようによっては「姫盗人」の編集さんも、「RIN」の編集さんも共にOKを出してくれたことからもお解りのように、品質は保証致します(笑)。ボク個人もかなりエロい話なんで気に入っているのですが……夏コミに来られる方は是非! に。

 ……まぁ絶版になった単行本に収録されていた話の続きってことは、どう考えてもこれが一番「同人用」っぽいよな(笑)。むしろ収まるところに収まったというべきか……。

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