■2007/07/19
■これがソフト麺だ!
まだまだ雨が続く東京ですが、小中学生たちはそろそろ夏休みなんですかねー。もちろんボクには何の関係もない話ですけど。
現在制作中の作品は、松文館が6月末から毎月テーマを変えて発売されるアンソロジーシリーズに掲載される予定のヤツです。9月末発売の号なので通巻4号目になるのかな? タイトルは「凌辱変態(仮)」、テーマはそのまんま凌辱ですね……そんなワケで現在制作中の「婚約記念日」という作品は、久々のコテコテ凌辱モノとなっておりますー。
この作品もそうなのですが、ココ何作かロングヘアの女の子ばかりを描いています。単行本になった時にショートヘアばかりだと客層狭めますし……まぁちょっと評判が良かったので調子に乗っている面もあるのですが(笑)。でもそろそろ自分自身が飽き気味……ショートも良いですが、久々にツインテールが描きたいかな〜なんて思う今日この頃です。
話は全然変わりますが、昨日ヨメとふとしたことから学校給食の話題になりました。
ヨメは「餡かけ焼きそば」が美味しかったと言うのですが、ボクはそんなの出たのか全然記憶にないのです。当時のボクがそんな渋いメニューを嬉々として食べていたとも思えないのでそれはまぁ良いのですが、「麺なら『ソフト麺』だろ」と振ったところ、「なにそれ?」と……。
え……「ソフト麺」って全国共通の給食メニューの定番じゃないの?? ちなみにボクとヨメは同い年。ボクは千葉、ヨメは東京と出身県こそ違えど同じ関東圏のお隣同士なので、そんなに相違があるとは思えないのですが。
「ソフト麺」……知ってますよね?? 1つ1つ麺が袋に入っていて、ミートソースみたいなのに付けて食すアレ(つける汁はいろいろバリエーションがあったかな?)。全部いっぺんに入れちゃうと器から溢れてしまうので、袋に入った状態のままフォークで半分または4分の一に小分けにしてから食したり……やー、あれは美味しかったよな〜。今食べたらどう思うか知らないけど(笑)。給食料理を出す店があるみたいですけど、急に行きたくなりました……。ちなみにヨメの学校は、麺類はすべて汁に漬かった状態で出て来たそうです。あの味、あの食べ方を知らないのは不幸なり……。
ムキになったボクはネットでソフト麺の画像を探し出し「これがソフト麺だ!」と示したところ、「何それ知らない〜」と軽くあしらわれガックリ。
■2007/08/02
■「赤と青の官能小説・3」
暑くなって来ましたね〜。7月下旬までは何とか騙しだましやってましたが、さすがに今は冷房なしでは仕事もままなりません。まぁ冷房付けたからって仕事が捗っているかと言うと、それとこれは別問題だったりするのですが……。
やー、申し訳ございません(>_<)。7月24日に発売された「コミック姫盗人/9月号」にボクのマンガが掲載されたのですが、全くスルーしておりました……今まで掲載後の更新だけは何とか守っていたのですけどね、怠慢なのです……。そんなワケで今日の日記は遅ればせながら、その号に掲載された「赤と青の官能小説・3」についてです。
今ではすっかり恋人同士の官能小説マニアなM少女赤海さんと、どんどん意地悪になって行くS少年青田くん。ひと気の少ない公園……何やら携帯をいじりながら青田くんを待っていた赤海さんだが、そこへ登場の青田くんに「さっそく始めようか」と言われかなり狼狽……「牝犬野外調教記」という官能小説に影響された2人、今日はどうやらこの公園でエッチをするようなのだが……。 |
制作していたのは5月後半から6月頭くらいまで。
今年の姫盗人「4月号」から隔月ペースで描き続けていた「赤と青の官能小説」3部作のいよいよ完結編です。
3部作という点から言うと、「イタズラの時間」(同名単行本収録)、「淫乱ウイルス」(単行本未収録)に次いで3本目になるんですかね。前後編も良いですけど、3話描けると結構いろいろと出来たりしますんでボク的には満足です。……や、と言っても、3話目はちょっとボクの当初の思惑とは違ったモノになったのですが……。
当初は完結編である3話目は、2人が初めて恋人同士のような普通のエッチで盛り上がる、という展開を考えていたんですよ(それっぽい複線も2話目に引いてましたし(笑))。で、結局どんどん変態プレイに走り出し、オチで2人が「何で俺たちまともなエッチが出来ないんだろう」と大いに悩む、って感じの予定でしたが、何でだかいきなり暴走してしまいました(笑)。まぁ当初の思惑通りに描こうとするなら、4話欲しいところだったかもしれません……野外露出モノはこのシリーズでどうしてもやっておきたかったので。
それでもこの3部作を振り返ると、結構好きなシリーズでしたかねー。2人のヌルいやり取りを考えるのはなかなか楽しかったんですよ。赤海さんのような、変態なんだけど可愛げがあるというキャラの設定が良かったのかもしれませんねー。男側の意見として言わせて貰えれば、これ以上願ったり叶ったりな彼女はそうそういないですしね(笑)。
まぁ最後にぶっちゃけちゃいますけど、ボク個人としては官能小説はあまり読んだコトがありません(笑)。
さてさて8月に入って現在のお仕事状況ですが、制作していた9月末発売松文館のアンソロ「凌辱変態」用の原稿「婚約記念日」は先日無事完成しまして、今は「COMIC RIN/10月号」用のネタを考えているところです。「IDOL☆SISTER」の3本目も描きたいな〜という気もしているのですが、久々にショートカットの女の子を描きたいとの思いもあり、葛藤しております。どうするかな〜?
■2007/08/20
■「IDOL☆SISTER・2」
ここ2,3日涼しい日が続いていましたが、明日からまた暑くなるようですねー。最近寝ても覚めても冷房の効いた部屋の中にいますから、まぁ快適には過ごせているんですが……エコとはほど遠い生活をしておりまする(>_<)。
さてさて本日の日記は、先日発売された「COMIC RIN/9月号」掲載の「IDOL☆SISTER・2」のお話を。前回ほどではないですが、今回もちょっと発売日を過ぎてしまいましたね……。
いわゆる”ジュニア・アイドル”として人気急上昇中の夕姫。そんな夕姫の大ファンである実のお兄ちゃんは、最近大学受験に成功し、独り暮らしを始めた。しかし夕姫に会えない日々が寂しく、毎日のように実家に帰って来るのだが、当の夕姫には「もう帰ってよ」と言われてしまって……。 |
制作していたのは6月の後半。ちょうど前作の「IDOL☆SISTER」が「7月号」に掲載された頃に描いていたヤツ。久々の長髪娘を編集さんが気に入ってくれて、「「IDOL☆SISTER」の続きとかどうですー?」と言って下さったので調子に乗って描いてみました。
こういったマイペースで自分勝手な男を描くのは結構好きです。逆に女の子に振り回されるタイプの男は少々苦手だったり……基本的にボクが「S」ですからね(笑)、前者の方が楽なんですよねー。
しかしボクも、ビデオに女の子の恥ずかしいシーンを撮るネタ、好きですよねー(笑)。今まで何本描いて来たでしょうか……デビュー前の試作として描いた処女作(単行本『しるッ娘』収録の「新しい旅立ち」の原型)もそうでしたし、それから少なくとも両手では足りないくらいの本数を描いていると思います。えぇ、ちょろっと数えてみようかな? とも思わないほど、だと(笑)。
せっかく「2」まで描いたんだから、「3」も描いちゃおうかな〜とも思ったのですが、とりあえずストップ。や、まぁいつか描くかもしれませんけどね、そろそろ家の中だけでなく、ジュニア・アイドルの女の子という設定を生かして撮影現場で、とか考えたのですが、背景等描くのがちょっと面倒くさそうなので……(笑)。そのうち、そのうち、ですね〜。
で、次回「COMIC RIN/10月号」用に描いているのが、現在進行中の「小っちゃな恋のメロディ〜夏編」です。お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、えぇ、単行本『つるぺた天使』収録の短編「小っちゃな恋のメロディ」をスタートにした、シリーズものです。現在までに「出会い編」「冬編」「修学旅行編」と3本描いているのですが、これが4本目になりますねー。
最初の2本は既に単行本に収録されているのですが、「修学旅行編」はまだ単行本未収録なんです。で、次、茜新社から出る単行本くらいには収録したいな〜と考えていたのですが、また中途半端は3話目から載せても、読者さん的には「???」って感じですよね(笑)。
実は最初の2本とも単行本収録済みとはいえ、既にもう絶版なんです。そこで「だったら最初の2本も新単行本に一緒に収録しちゃえば良いんじゃないか?」と勝手も思いまして、編集さんに相談したところ、ある条件付きでその案を飲んで貰えました♪
その案とは、新作も規定本数載せること……つまり、普通新作が10本収録されて1冊になるところを、旧作2作+新作10本ならアリ、だと。まぁ分厚くなるワケですね(笑)。それはもうボクの方としては全然OKなワケでして……そんなこんなで、久々に「小っちゃな恋のメロディ」の続編を描くに至ったワケですよー。
少なくとも今後、「夏編」の他にもう1本はこのシリーズの新作を描きたいと思っております。出来ればついでに「卒業編」も描いて、このシリーズに終止符を打ちたいかな〜とも……今まで「さくらシリーズ」や「明日香シリーズ」、「クールな関係シリーズ」と飛び飛びで連載したシリーズはありますが、どれもこれも完結してないで中途半端な感じなんですよね(笑)。アンケート等で「いつ続き描くんですか?」とも聞かれ飽きたので、ここらで1つくらい終わらせようかと……元々この「小っちゃな恋のメロディシリーズ」は完結を想定してのシリーズだったですしねー。
ま、どうなるか解りませんが……。
■2007/09/04
■小学生にしか見えない人妻
何だか眠れないので日記なぞ書いてみたり……や、ネームが完成した直後はよくあることなんです。ネーム作業ってノッてる時に一気にやっちゃうので、すごく集中力を使いまして、さあ完成、さあ寝よう…と思っても頭だけはギンギンに冴えたままなので、布団に入ってもあれこれいろいろと考えごとをしてしまうんですよ。まぁそうやってノッて描けた時には割と良いモノが出来た時なので、それなりの充実感はあるんですけどねー。
制作中だった「COMIC RIN/10月号」用の原稿「小っちゃな恋のメロディ〜夏編」は先週頭に完成しまして、真夜中のファミレスで入稿を済ませました。基本的にボクも「RIN」の編集さんも夜型人間なので、この方とは深夜に会うことが多いんです。飲み物もお代わり自由だし、何より普通の喫茶店より安いですからね〜。二人共々同じ50ccのスーパーカブで来る辺りがなかなか滑稽な光景ですが(笑)。
で、次の仕事が松文館……前回松文館ではアンソロジー「凌辱変態」(9月末発売)に描きまして、次回も何かしらのアンソロかな? と思っていたのですが、何やら今月発売の「コミック姫盗人/11月号」で姫盗人が11周年を迎えるらしいんですよ。それにあたって誌面(執筆作家?)を結構なリニューアルをするらしく、ボクの次回の仕事は作家振り分けの編集会議によって決まるとのこと……。
そんなこんなで盆明けに編集さんから連絡がありまして、ボクは雑誌「コミック姫盗人」復帰組と相成りました(と言ってもアンソロは担当さんに急遽頼まれて描いただけであって、希望としてはテーマフリーな雑誌で描いて行きたいと思っていたんですけどね)。
そんなワケで復帰号は「コミック姫盗人/12月号」の予定。コレ用に描いたネームが今現在の不眠の原因で、完成した話のタイトルは「Mrs.LOLITA」と言います。
誰がどう見ても小学生にしか見えない里沙ちゃん。でも実は既婚者、しがないサラリーマン澤中慶喜と社内恋愛の末結婚した姉さん女房で……というような設定のお話。年齢的には完全に大人の女性なんだけど、容姿は子供っていう設定は、昔描いた「WHITE LOLITA」(中学生にしか見えない淫乱保健医)と同じですね。そこから派生したネタでいつかオフィスモノ(小学生にしか見えないOL(笑))を描こうと思っていたのですが、小学生にしか見えない人妻ってのも面白いかな〜と。
や〜実際、結構面白いモノが描けそうな気がします……ネタ的には「RIN」向きのような気もしますが、リニューアル後の「姫盗人」ならアリかなー?(どんなリニューアルになるのか全然知りませんけど(笑))。
布団に入ってもホント、いろいろ考えちゃうんですよ。2話目、3話目も描けそうだな〜とか(笑)。
……というのは実は一昨日(2日・日曜)の話。「面白いモノが描けそうな気がする」とか書いておきながら、ネームがボツだったら恥ずかしいので(笑)。
で、昨日無事編集さんのOKが出ましたので、現在鋭意下書きの進行中であります。編集さんも「新鮮な感じで読めました」とおっしゃって下さいました〜。
■2007/09/19
■「小っちゃな恋のメロディ〜夏編」
一時期よりは大分涼しくなって来ましたが、まだ仕事中はエアコンフル稼働。まぁそれも後1週間ほどですかね〜?
さてさて本日の日記は「COMIC RIN/10月号」に掲載された「小っちゃな恋のメロディ〜夏編」について。
明るく元気でクラスの人気者のひかると、勉強以外まるでダメな地味で冴えない誠司くん。一見不釣り合いな2人は、ひかるからのアプローチにより実は密かに付き合っていたりする……。とある夏の日。泳げないためプールの授業を見学する誠司くんに、自宅のプールに練習においでよと誘うひかる。こうして2人きりの秘密の特訓が始まるのだが、そこはお盛んな2人、次第に怪しい雰囲気になってきて……。 |
制作していたのは猛暑日が続いた暑い暑い8月。雑誌に掲載される頃には涼しくなってるんだろうな〜とは薄々想像していましたが、まさにその通りに。プールって時期じゃなくなりましたねー。
知っている方は知ってる通り、このシリーズは単行本『つるぺた天使』に収録された「小っちゃな恋のメロディ(出会い編)」を第1話として、「小っちゃな恋のメロディ〜冬編」(単行本『イタズラの時間』収録)、「小っちゃな恋のメロディ〜修学旅行編」(単行本未収録)と全部で3話あって、今回の「夏編」で4本目のお話になります。で、何で今頃「小っちゃな恋のメロディ」を? との問いに対してですが……すべては第3話の「修学旅行編」に起因するのです。
「修学旅行編」は今は亡き東京三世社の雑誌「コミックミニモン」に掲載されたのですが、前述の通り、まだ単行本収録されてないんです。今後東京三世社で単行本を出すことはないだろう今の状況なので、茜新社の本に収録したいな〜なんて前々から思っていたんですよ(ネタ的に松文館よりは茜の方かな? と)。 ですがいきなり「修学旅行編」が1本収録されてても、知らない読者は完全に置き去りに……そんなワケで、じゃあ新しいのを描こうじゃないか、となったワケです。
で、これは今のところ予定なのですが……出来ればそのうち出るであろうその単行本に、「出会い編」と「冬編」も再録という形で収録しようと思っております(過去の単行本は既に絶版になってますんで)。「何だよ再録かよ〜」とガッカリする読者さんもいると思いますので、あくまでも新刊+2話再録という形に……つまり、通常の単行本が新作10本で構成されているとしたら、新作10本+2本再録、計12作収録のちょっとお得な感じにしようかな〜と。こうすれば値段も変わりなく、以前のも読めて2度お得なんじゃないかと。
ちなみに今回の「夏編」。上記のような事情で全話一挙に収録出来そうな感じなので、ちょっと時系列をイジッております。今回のこの「夏編」は「出会い編」の次に来るお話で、実質的には”第2話”的な扱いになると思います。「冬編」は第4話、「修学旅行編」が第5話で、間にくる第3話はこれから描こうかと……。
と言ってもまだ単行本発売の予定は全然立ってないですけどね(笑)。この「小っちゃな恋のメロディ」シリーズが収録されるのは早くても来年2,3月くらいになるんじゃないかな〜と思っております。その前に松文館の方から単行本が出ちゃうかもしれませんけどね(笑)。
そんなワケで、これから「COMIC RIN/12月号」用のネームに取り掛かる予定ですが、一応ネタは「小っちゃな恋のメロディ」の第3話目を予定しております〜。
■2007/10/01
■「婚約記念日」
急に肌寒くなって来ましたね……季節の変わり目には必ずと言って良いほど風邪をひいてきたボクですが、そういやここ最近は健康なようで……ま、今からが一番危ない時期ですけど。
さてさてちょっと過ぎてしまいましたが、先月28日に発売された松文館のアンソロジー「陵辱変態」に、「婚約記念日」という作品を描いてますので、今日の日記はソレについてー。
瞳の友達に届いた突然の婚約報告のハガキ。婚約自体全く身に覚えのない瞳だったが、差出人の男松平孝紀は幼少時代によく遊んで貰っていた近所の知り合いだった……イタズラにしては手の込んだやり方に文句を言ってやると単身家に乗り込んだ瞳だったが、元々それ自体が悪魔の罠で……。 |
制作していたのは7月頃。元々は8月発売の「姫盗人」用の原稿を描く予定でいたのですが、急遽9月末発売のアンソロジーに描いてくれとのことで、制作から発表まで微妙な間が……お陰でこの次に描いた「小っちゃな恋のメロディ〜夏編」の方が早く発表されちゃいましたし。
久し振りのアンソロジーで、テーマはそのまんま「陵辱」。陵辱モノを描く機会が最近めっきり減っていたので、それはそれでちょっと楽しんで描けましたかねー。ただここまで救いのない陵辱モノを描いたのは初めてかもしれない……それぐらいちょっと強烈なネタなので、いくらたまちゆきの作品が好きだ〜と言って下さる方でも、かなり読み手を選ぶでしょうね……描いた本人が言うのも何ですが(笑)。
ただ今回のような行くところまで行っちゃう陵辱ネタは、一度は描いてみたかったというのが本音。さすがに読後感はよろしくないので、二度と描かないかもしれませんけど……。
とまぁ万人向けじゃない作品の話は早々に切り上げて、現在のお仕事状況なんぞを……現在「COMIC RIN/12月号」用の原稿を描いてまして、タイトルは「小っちゃな恋のメロディ〜秋編」、予告通り前回の続きとなります。現在仕上げに突入したところで、後1週間もあれば完成するでしょうか。
その後はちょっくら新しいところでの仕事を1本入れるかもしれません。依頼はあったのですが、まだ描けるとは伝えていないのでどうなるか解りませんけどねー。
■2007/10/31
■「Mrs.LOLITA」
今月1日に書いて以来の日記……危うく10月が終わってしまうところでしたよ(>_<)。
実は今かなり忙しいんです。と言いますのもこの間ふと今年度描いた作品を数えたら、14本くらいしかなかったのですよ。ひと月に2本、1年で24本……というのはデビュー当時ならいざ知らず、今じゃさすがに体力的に厳しいので、何とか2ヶ月に3本(計18本)くらいはと思っていたのですが、全然目標に達していなかった……(本人はそれくらい描いているつもりでいたのが大問題(笑))。そんなワケで今から追い込みなのです〜。
遅ればせながら、今日の日記は24日発売の「コミック姫盗人/12月号」に描いた「Mrs.LOLITA」という話について。あ、ちなみに「コミック姫盗人」は今月号からリニューアルされましたよー。
しがないサラリーマンの澤中慶喜。彼は必ず定時に退社し、寄り道もせずまっすぐ帰路につく……その理由は彼のお嫁さんのせい。どこから見ても小学生にしか見えないロリィで可愛いお嫁さん里沙ちゃんが待っていてくれるからだった。 |
制作していたのは9月。
昔「WHITE LOLITA」(同名単行本収録…めちゃくちゃロリィな保険医の先生の話)というのを描いた時に、同じ感じでオフィスモノが描けないかな〜と考えていて、今回はもう一歩進めて(?)、ロリィな新妻という設定で描いてみました。(偶にこういう突拍子もない話を思いついたりするのです)。ネームの段階から、かなり自分の中ではお気に入りな話になりました(笑)。
細かいところでいろいろ言いたいこともあるのですが、あまりココで書いちゃうと読んだ時に面白さが半減してしまいそう内容なので、とにかくこの話は是非読んでみて下さい〜ってことかしら。単行本化された時に巻末のこぼれ話で書きますのでー。
あ、ちなみにもう1,2本はコイツの続きを描きたいと思っていますので、よろしく(笑)。
話は冒頭に戻りますが、何で今年は描いた本数が少なかったのか……理由は単純、今年の頭から東京三世社で仕事を一切しなくなったので、「COMIC
RIN」と「コミック姫盗人」2誌を隔月で回していたら、どう計算しても12本にしかならないから(笑)。これじゃ不味いと、途中から「RIN」の方を3ヶ月に2本ペースに増やさせて貰ったのですが、それでも年間にして2本しか増えない……計14本。何だ、ばっちり計算会うじゃん(笑)。
ただこのまま2誌だけでやって行くのも不安だな〜……なんて思っていたら、ちょうど良いところに新しい依頼が入って来ました! オークスの雑誌「華陵学園初等部」からのお誘いです。……と言っても実は創刊時に一度依頼があって断っちゃったんですけど、懲りもせず再びお声を掛けて頂いたのですよー。
ボクはそういうところでは何だかついているヤツでして、何かがなくなると何かしらの新規仕事がやってくるのですよ。古くはたのしい事務所(妹アンソロ系)がなくなってすぐの「COMIC
RIN」と「COMIC夢雅」、「桃姫」で切られたすぐの松文館のアンソロ、「夢雅」がなくなっての「コミック姫盗人」、そして今回東京三世社がなくなっての「華陵学園初等部」、です。
ちなみに去年「華陵学園初等部」の依頼を受けた時は、「COMIC RIN」と「コミック姫盗人」と今は亡き「コミックミニモン」をすべて隔月で回していたので、どうしても折り合いがつかずに断念したんです(>_<)。ただその時ネームだけは1本描いていて、「華陵学園初等部」用に描いた話が「特Aクラスの罰ゲーム」(単行本『華奢なカラダ』収録)という作品です(「RIN」に使い回しちゃった(笑))。
ただ同じ雑誌から2度依頼があるっていうのも珍しいですよね……しかも今回の編集さん、以前他の編集さんが依頼したことがあるっていうコトを知らなかったらしいですから(笑)(ちなみに最初に依頼してくれた編集さんはすでに退社したそうです……)。
最初に載るのは「華陵学園初等部/vol.10」、12月15日頃発売の号。で、つい先ほど原稿の方は完成致しました♪ タイトルは「恋の特別室」。華陵学園初等部の児童寮でののお話。詳しいことはまた発売された時の日記で書きますが、ラブラブでお馬鹿な、結構良い感じのお話になっているんじゃないかと思っているのですが……。
■2007/11/27
■「小っちゃな恋のメロディ〜秋編」
何だか知らないけどエライ忙しさで、ようやく日記を書く余裕が出来ました。まぁその辺のことはまた後述するとして……もう10日も前になっちゃいましたか、「COMIC RIN/12月号」に「小っちゃな恋のメロディ〜秋編」を描いておりますので、まずはそちらの話を。
勉強も運動も得意、何をやらせても人並み以上にこなしてしまうと思われていたひかるちゃんだが、調理実習の失敗で「実は料理は苦手なんじゃないか?」という疑惑が浮上する。他人にどう思われようと気にしないひかるだが、彼氏の誠司くんにまで疑われるのは心外だと、次の日リベンジとして誠司くんだけのためにお弁当を作って来るのだが、二人だけの屋上で……。 |
制作していたのは9月末から10月にかけて。
ホントは「夏編」として考えていたネタだったのですが、夏はどうせなら水着を描きたいな〜と思いまして、強引に「秋編」として持って来ちゃいました。”暑い陽射し”云々の描写にちょっと説得力がなくなっちゃいましたけどねー。
今回は珍しくフェラシーンが多いです。特に意識して増やしたワケでもないのですが、まぁウチの担当さん、チュッチュチュッチュシーンが好きだそうなので、良いかな〜と(笑)。
あ、ちなみに「小っちゃな恋のメロディ」シリーズはとりあえずこれで打ち止めです。「完結編」っぽいのをちゃんと描こうかどうか散々悩んだのですが、結構お気に入りのシリーズですし、またいつ描きたくなるか解らないので(笑)、中途半端なところで止めておこう、と。
これでおそらく来年茜新社から出る単行本では、
●「出会い編」(単行本『つるぺた天使』より再録)
●「夏編」
●「秋編」
●「冬編」(単行本『イタズラの時間』より再録)
●「修学旅行編」(単行本未掲載)
と、5本の「小っちゃな恋のメロディ」シリーズが一気に収録出来ると思います。時系列的に並べると上記の通りですが、微妙に古いのも混ざっているので絵柄の変化がちょっと気になるところではありますが……。
で、次号「COMIC RIN/1月号」用に描いた原稿は「IDOL☆SISTER・3」(笑)。またシリーズモノかって感じですが、こちらもこちらで気に入っているシリーズなので、単行本では是非まとめて収録させたいのですよー。
実はこれ、もうとっくに完成させて既に入稿済みです。アイドルをやっている妹夕姫と、コアラの着ぐるみに入ってまでテレビ局に押しかけて来たお兄ちゃんとのアホな話です。この2人も3話目にしてようやく家を飛び出してくれました……まぁアホな話ですが面白い話が出来たんじゃないかな〜と作者なりに思っていますので、是非是非お楽しみにー♪
そしてすぐさま次の「コミック姫盗人/2月号」用の原稿に取り掛かったワケですが……冒頭で書いた忙しさの要因はコレ。ホントは月末〆切の予定の原稿なのです。
11月半ばに「来月号は予定通り描けそうですか?」と編集さんに聞かれ、まだ他誌の「IDOL☆SISTER・3」制作中……「週明けまで待って頂けますか?」とボク。
週明け、「そろそろ次号予告に名前を載せるか載せないか、決めなきゃいけない〆なんですけど」と編集さんにせっつかれ、「じゃあとりあえず次号予告には載せないで下さい」と、少々風邪気味で弱気なボク。
「IDOL☆SISTER・3」ようやく完成。あえてこちらから連絡。「やっぱり描かなきゃダメですか?」「ちなみにもしもの場合、代原ってありますか?」といきなり逃げ腰なボク。「最悪来月の7日までなら待てますよ」と神のような悪魔のような編集さんの声。「じゃあ今日明日くらいでネームを考えてみますので、もしそこで出来なかったら「3月号」に描くってことで…」と退路を確保したいボク。「じゃあ「3月号」と「4月号」連続で描けますか?」と問われ、早くも退路を断たれたボク。
そんなこんな、今日明日中との約束で出来上がったネームが「Mrs.LOLITA・2」というお話……またシリーズモノだ(笑)。ヨシくんの誕生日にヨシくんの好きなお酒を買って帰りを待つロリ妻里沙ちゃん。しかしいつもより帰りが遅く、連絡もなし。寂しくなった里沙ちゃんはつい1人でお酒を飲み初めてしまうのだが、実は里沙ちゃん、お酒自体は好きなのだが酔うと困った癖があって……とかそんな感じのお話。
や、でもシリーズモノで逆に助かりましたね。キャラが出来ているので、面白そうな設定と状況さえ思いつけば後は楽でした。下書きも一度描いたことのあるキャラだから早いですしねー。
現在、人物ペン入れの8ページ目。さすがに月末までとは行きませんが、来週半ばくらいまでには完成しそうな感じです……えぇ、昨日今日辺りでようやくこの日記を書く余裕が出来て来たんですよ〜。
あ、ちなみに余裕のない間に「華陵学園初等部」の編集さんとお会いしました。わざわざ近所まで出向いて貰ったワケですが、初めての編集さんとお会いする時は何度目になってもやっぱり少々緊張するモノです。とりとめのない話をしつつ、一応2月発売の次号「華陵学園初等部/vol.11」にも描くことになりました。まだ全然考えていませんが、おそらく「vol.10」に掲載予定の「恋の特別室」の続きを描くかと……シリーズモノ(笑)。
■2007/12/08
■たまちゆきの「2007年」
最近腰痛がひどくて、毎日整体通いをしております。偶に調子の良い日もあるのですが、なかなか治らんのですよー。
さてさて本日の日記は毎年年末恒例……と言っても特に楽しみにしている人もいないと思いますが、今年のたまちゆきとしての活動を総括してみたいと思います。ちなみにプライベートでは特に何もなかった年でしたけど(笑)。
●東京三世社との仕事休止、オークラ出版との仕事復活
今年の重大事件はいきなり年始に起こりましたねー。東京三世社さんがロリからの完全撤退ということで、仕事が出来なくなってしまいました。2000年のデビュー作からずーっとお仕事させて貰っていて、単行本も最多の7冊出していますので、付き合いの長さ故か、かなり残念でした。まぁ去年の「コミックミニモン」休刊あたりから不穏な空気が流れてはいたので、残念ではあっても「あぁ、やっぱりか」とショックはなかったんですけど。
減った仕事もあれば、増えた仕事もあるワケで……2年前まで「COMIC夢雅」でお世話になっていたオークラ出版さん、去年も一度依頼があったのですが、その時はスケジュールがきつくて泣く泣くお断りしたのです。ですが今年の9月頃再びの依頼、隔月ペースで仕事していた東京三世社が上記の通りなくなっていたので、今年は受けることが出来ましたよ〜。
と言っても最初の掲載号は12月15日発売の「華陵学園初等部/vol.10」、年末ギリギリなので、どちらかと言えば来年の仕事のような気がします……原稿料が入って来るのはもちろん来年ですしね(>_<)。
●単行本は1冊のみ…「華奢なカラダ」
年に2冊が理想なんですが、今年は3月に出した「華奢なカラダ」1冊のみでしたね〜。順調に行っていれば東京三世社から6,7月頃には、って感じだったのですが、しつこいようですが上記の通り……(笑)。
まぁでも、来年の3,4月辺りでは松文館から、5,6月辺りに茜新社からと連続で、来年は前半戦で2冊出すことが出来そうな感じなので、楽しみにされている方々はもうちょっとお待ち下さいな〜♪ 東京三世社の余剰分原稿もありますので、その次も早いかも??
今年発表した作品は全部で13作……や、12月にこれから後3作掲載される予定なので、全部で16作ですかね。ちょっと気が早いですが、お気に入りの作品(自信作?)を挙げてみたいと思いますー。
●「Mrs.LOLITA」シリーズ(「コミック姫盗人」掲載)
●「IDOL☆SISTER」シリーズ(「COMIC RIN」掲載)
……結局今年はこの2シリーズがすべてだったような気がします。どちらも好きなんですよー。
「Mrs.LOLITA」はつい最近、「コミック姫盗人/12月号」に掲載された作品で、続編の「2」が今年末の27日に掲載予定。冴えないサラリーマン男と超ロリ風若奥様の設定が描いててとても面白く、ちょっと病みつきになります(笑)。個人的に今までで一番好きなシリーズかもしれません……単行本がバラけてでも、描き続けたいシリーズなのですー。
「IDOL☆SISTER」は今年半ば頃に2本「COMIC RIN」で描いて、ちょろっと間をおいて今月17日発売号に「3」が掲載されます。デビュー以来何本も描いて来た”兄妹モノ”というカテゴリーの中で、ボクの中では珍しかった「妹大好きお兄ちゃん」。(逆は結構あるんですけど)。アイドルという設定とロングヘアという珍しさからか、ボクの中では数ある兄妹モノの中でもちょっと異色です。これも気が向いたらちょろちょろ続きを描きたくなるシリーズかもしれませんね〜。
そして来年の予定は……といつもなら続くのですが、まだちょっと早いですかね。それは年末に書く日記に回すとして、最後に今月の掲載予定をもう一度整理しておきますですよー。
・「恋の特別室」……12月15日発売「華陵学園初等部/vol.10」
・「IDOL☆SISTER・3」……12月17日発売「COMIC RIN/1月号」
・「Mrs.LOLITA・2」……12月24日発売「コミック姫盗人/2月号」
……です。
何の因果か、ひと月に3本も固まってしまいました(笑)。全誌隔月ペースで回しておりますので、ひょっとしたら1月はなーんにもなく、2月にまた3本掲載なんてことがあるかもしれません……どれか1つをひと月ずらして、とスケジュール調整をするつもりなのですが、仕事ペースが上がらないことにはなかなか上手く行かないのですよ……むー。
■2007/12/18
■「恋の特別室」
ども、この冬2度目の風邪をひいてしまった感じのボクです。先月ひいてこの間治ったばっかりだったんですけどねぇ……。
さてさて今回の日記は初の2本立て。こんなに雑誌掲載日が重なるのは珍しいのでどうしようかと考えましたが、まぁ2本に分けちゃった方が解りやすいかな〜と。
そんなワケでまずは1本目。今月15日にオークスより発売されました「華陵学園初等部/vol.10」に掲載された、「恋の特別室」についてです。えぇ、もちろん「華陵学園初等部」に掲載されたのはこれが初めてですー。
ここは華陵学園初等部の児童寮。今月入寮したばかりの恋ちゃんは夜の寮内が少し怖くて、自習室の忘れ物を取りに行くのにクラスメイトの啓太くんを誘います。しかしその様子を謎の覆面監視員に見られてしまう……。そして夜は明け、今日は寮内の部屋替えの日。恋ちゃんの部屋は特別室101号室……しかもルームメイトとなるのは啓太くん……何故か男女混合部屋……。 |
制作していたのは10月。
知らない方のために「華陵学園初等部」という雑誌についてちょろっと説明しておきますと……雑誌に掲載される作品はすべてこの「華陵学園」という架空の学園を舞台に描かれているんですよ。制服は特に決まってないらしいですけど、校章とか学校の外観などは決まってます。一応内部資料として”校則”もちゃんと作ってあって、そこには児童数やら部活内容やら学校行事やら、細かく作られているんです。で、そこら辺を踏まえながら物語を構築していかなくてはいけないワケで、これはそこらのアンソロジーよりかなり厳しい縛りのある特殊な雑誌なワケですよ。
今回でこの「華陵学園初等部」も10号目。一応1号目から9号目までを資料として貰ったのですが、すべて読み込むほど暇がなく、パラパラ〜としか見ていないのですが(笑)、何となく「児童寮」を使ったネタはないかな? ということで、ボクのネタはこんな感じになりました。(後日聞いた話ですが担当さん曰く、過去に1作だけあったらしいです)。
あまり詳しく書くとネタバレになるのでアレなんですが、外部からの新参者の恋ちゃんをまるで異邦人のように見せる為に、廻りの人達を異常な設定の中淡々と描くってことに気をつかいましたかねー。もちろんそこが一番面白いところでポイントではあるのですが。
この恋ちゃん、久し振りに描くショートカットっ娘でした。ショート好き好きなボクには非常に珍しい現象なのですが、最近ホント、ロングかツインテールしか描いてなかったんですよ。おそらく半年ぶりくらい……。
ちなみに……まぁどうでも良い話ですが、この「恋」という名前、ホントは「愛」として「愛の特別室」というタイトルにしようと考えていたのですが、昔描いた「愛と超能力少年」という話と発想が同じだったので、じゃあ今回は「恋」で、と単純に決めてしまいました。ホントにどうでも良い話でしたね……。
次回の「華陵学園初等部」への掲載は次号、11号になります。すでにネームも通っておりまして、今回のヤツの続き「恋の特別室・2」です。ただ今のところの予定ですと、その次の12号目はいきなりお休みするつもりです……14号目に復活する……かな?
■2007/12/18
■「IDOL☆SISTER・3」
……ってことで2本目の日記〜。
こちらは毎度おなじみ、17日に発売された「COMIC RIN/1月号」に掲載の「IDOL☆SISTER・3」についてです。
JrアイドルとしてテレビにCMにと人気急上昇中の夕姫ちゃん。今日は最近始まった子供向け番組のワンコーナー「コアラdeマーチ」の収録日。2匹のコアラを従えて、元気よく踊る夕姫ちゃん。しかし星のマークを付けた方のコアラがミスを連発、なかなか収録が上手く行きません。30分の休憩に入った現場、夕姫ちゃんは楽屋で一休み……そこへ星コアラがお詫びに来ますが、何と着ぐるみの中はお兄ちゃんだったのだ……。 |
制作したのは11月上旬。ここ2回連続で描いた「小っちゃな恋のメロディ」シリーズが一段落ついたので、夕姫ちゃん復活です。
以前から「どうせアイドルという設定だったら、家を飛び出してテレビ局を舞台に描きたいですよねー」と担当さんと話しておりまして、今回はそのようにしてみました。
一番描きたかったシーンは12ページ目のような、動物に犯される夕姫ちゃんの姿(笑)。そんなワケでコアラの着ぐるみが出て来る番組という設定にして、お兄ちゃんはその着ぐるみの中に……や、でも作業的に一番時間が掛かったのは、1ページ目の収録風景です……ちっちゃい夕姫とちっちゃい2体のコアラを描くのが面倒で……歌詞はすっごい適当ですけど(笑)。でもこれは描いててホントに楽しかったですね〜。コアラなんてエロマンガでなかなか描く機会ないですし、貴重な時間でした。
担当さんとちょっとした討論になったのが、「着ぐるみの股間部分に穴は空いているのか?」ということ。実際着たことはないので知りませんが、まぁおそらく空いててもあの下ぶくれ体型の着ぐるみだったら、先っちょすら出ないでしょうね(笑)。ま、そこはフィクションってことで〜。
ちなみに次回「COMIC RIN」に掲載予定の作品は、現在制作中の「IDOL☆SISTER・4」。お兄ちゃんの誕生日に2人きりでデートする為、前日の夜から呼び出された夕姫ちゃんだったが、お兄ちゃんの部屋は酒盛り中、大学生の友達が3人もいて……という感じのお話。友達3人含めての初の複数プレイ? と思われるかもしれませんが、そうではありません……(あんな嫉妬深いお兄ちゃんがそんなことするとは思えませんし(笑))。まぁ詳細は雑誌掲載までお楽しみに〜ってコトで。
で、その掲載雑誌ですが、今のところは来月発売の「COMIC RIN/2月号」の予定(次号予告にはボクがスケジュールを決めかねていたので載ってませんけど)。ただね、来年頭は公私共にいろいろとありそうで、1回とばして「3月号」掲載でも良いかな〜なんて個人的には今思っております。
そうなんです、最近来年初旬のスケジュールをいろいろ考えているのですが、3誌で連載を始めちゃったモンだから、かなりごちゃごちゃしてて頭が痛いのですよー(>_<)。単行本作業さえなければなんてことないのですが、おそらく入って来るでしょうし……この間そうやって頭を抱えながらウンウン唸っていたら、ヨメに「早死にするよ」と言われました(笑)。
■2007/12/25
■「Mrs.LOLITA・2」
年末もいよいよ押し迫って来まして、皆さん年末進行やら忘年会やらでお忙しい頃でしょうか? 今月ボクも3つ忘年会のお誘いがあったのですが、どれも参加出来ませんでした(>_<)。新年会こそは! と今から意気込んでいる今日この頃です……まだ風邪治ってないですけどね。インフルエンザじゃないらしいので一安心ですけどー。
さてさて今年最後の掲載作品ですかね(再録モノなら27日にもう1つ控えてますけど)……今日の日記は「コミック姫盗人/2月号」に掲載された「Mrs.LOLITA・2」についてです。お察しの通り、2007/12/08付の日記で今年度お気に入り作品の筆頭に挙げました「Mrs.LOLITA」の続編です。
本日は愛しの旦那、澤中慶喜(ヨシくん)の誕生日。お気に入りのワンピースを着て、ヨシくんの大好きな日本酒と共に帰りを待つロリィで可愛い幼妻(見た目だけ)、里沙ちゃん。しかしいつもの帰宅予定時間が過ぎ、怒りは不安へと変わる……そこへ慌てて帰って来たヨシくんだったが……。 |
制作していたのは11月下旬から12月第1週くらいまで。
いつも早め早めでスケジュールを組むボクですが、松文館ではおそらく初めてギリギリの入稿になった作品……まぁそれでもビリではなく、下から2番目だったらしいですが(笑)。
夫婦という設定でマンガを描くのはこのシリーズが初めてだったんですが、結構楽しいモンです。彼氏彼女の話だと「どういうきっかけで好きになったのか」とか、「どういう経緯で相思相愛を確認しあったのか」とかを説明したくなっちゃうモンですけど、夫婦だと「まぁ何かしら引かれあって結婚したんだろう」と省略出来ちゃいますからね。
出来ればシリーズ3作目辺りで、2人の出会いのシーンなんかも描けたら良いな〜なんて思っております。社内恋愛の末結婚という設定ですから、やっぱりオフィスラブモノになるんでしょうか……。
前作を描いた時の日記もそうなんですが……このシリーズ、お気に入りのくせに不思議とあまり書くネタがないんだよなぁ(笑)。しいて苦労した点なんかを挙げるとしたら、里沙ちゃんが着ていたワンピースのトーンを削るのが面倒くさかったってくらいでしょうか……や、ホントに面倒くさかったんです。普通のカッターでカリカリと削っていくのですが、手ェ痛くなりましたし。
さて、年末までにもう1回日記を更新するでしょうか? ……あまり自信がないので、ココで来年2008年の予定と見通しなんかを書いてみたいと思いまするー。
今年の3月『華奢なカラダ』以来久しい単行本の新刊ですが、おそらく3,4月頃に松文館から出ると思います。諸事情によっては茜新社の方が先に来るかもしれませんが、その辺はまだちょっと流動的……。
松文館からの単行本は、上記「Mrs.LOLITA」シリーズや今年の前半頃に描いていた「赤と青の官能小説」シリーズなんかが収録される予定です。後、陵辱モノも数点入る予定……。
茜新社からの単行本は、「IDOL☆SISTER」シリーズと「小っちゃな恋のメロディ」シリーズが中心。特に「小っちゃな恋のメロディ」の方は、過去の単行本からの再録から未収録作品まで、シリーズすべてが読めるようになると思います……ですので昔の「小っちゃな恋のメロディ」シリーズが好きだった方も、是非是非ご検討下さいー。再録モノが入るとはいえ、新作の本数は普通の単行本と変わりない量が入る予定ですので……つまり、20%増ページ(当社比)ってことですよ。あ、それと、もしかしたら昔「COMIC桃姫」で描いて未収録だった「美夜の生徒会日誌」の2編もそろそろ入るかもしれませんー。
で、雑誌掲載の予定ですが、茜新社の「COMIC RIN」、松文館の「コミック姫盗人」、オークラ出版の「華陵学園初等部」、基本的にはすべて隔月ペースで回して行く予定です。と言っても「華陵学園初等部」の12号目(4月発売)には個人的諸事情により描かない、と今から決まっているモノもありますので、絶対ではないのですけれども。
後、執筆中のこの3誌、現在すべてが偶数月に掲載と思いっきり偏ってますので、どこかで上手いこと調整して、「RIN」だけでも奇数月に移したいと思っております……偶数月はたまち祭り、っていうのも面白いっちゃ面白いのですけど……。
何とぞ、来年2008年もたまちゆきをよろしくお願い致します〜♪ |
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