■2006年7〜9月分
2006/07/10|11回目のお知らせ
2006/07/17「放課後フィアンセ」
2006/07/25「LOVEオムライス」
2006/08/07|セミの声
2006/08/27「淫乱ウイルス・中編」
2006/08/29「少女発情中」
2006/09/10|久々メガネっ娘
2006/09/17「特Aクラスの罰ゲーム」
2006/09/29|修羅場地獄

※赤文字の日記は、マンガの制作秘話です。
※緑文字の日記は、単行本発売の日です。
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■2006/07/10
■11回目のお知らせ
  
 W杯も先ほど終了〜。
 2006年ドイツ大会はイタリアがフランスをPKで破って、24年振り4度目の優勝だそうな(フランス応援してたんだけど)。まぁ結局PKなんで接戦だったわけですが、それにしても延長後半ジダンの退場がな〜。ジダンがいれば勝てたってワケじゃないけど、現役最後の大試合で一発レッドカードとは……頭突き、思いっきり入ってましたしね(笑)。退場がなく、PKでも何でもフランスが勝っていれば、ジダンは”神”になれたかもしれないのに。
 中田は引退表明。次期日本代表監督のオシムは連日マスコミに追われ、「日本は優勝を狙う」と言っていたジーコはすでにトルコのクラブチームに監督就任。今大会は夜中に試合が行われていたので他国の試合も結構観ましたが、まぁ日本はまだまだですな(>_<)。
 さてさて日記のタイトル通り、ボクの通算11冊目となる単行本発売のお知らせです〜。発売は8月29日(火)、タイトルは『少女発情中』と言います。
 松文館からは初の単行本でして、同社アンソロジーで描いた作品を中心にCOMIC夢雅COMIC桃姫に掲載されてまだ単行本未収録だった奴を数点織り交ぜて構成しております。
 「COMICS」にも書きましたが、今回の短編集は和姦と陵辱の比率が7:3くらい(もしくは8:2)、しかし陵辱系の「3」はかなりガッツリな陵辱なので、ダメな人はホントにダメかも…(笑)。それでもまぁラブラブ話が多いので、どなたにも読みやすい本だとは思うのですけどね〜。
 表紙カラーやあとがきなどの単行本作業は現在鋭意進行中。と言っても今回は『イタズラの時間』以来久しぶりに友達に色塗りを頼んだので、いつもより負担は少ないんですけどね……や、ホント通常の原稿と同時進行にしなくて良かった……。
 詳しい収録内容や表紙絵等はまた随時ご報告して行きます。表紙を公開するのは毎回発売の1ヶ月前くらいですから、今回ですと今月末くらいですかねー? 前述の通りボクが塗ってないので、結構良い感じの表紙になってると思いますよ(笑)。
 とりあえず単行本に収録する作品の軽い手直しをした後、「淫乱ウイルス・中編」の制作に取り掛かる予定です〜。
■2006/07/17
■「放課後フィアンセ」
  
 最近暑ぃーっすね(>_<)。昼間外に出ると恐怖を覚えるような日差しだったりします……まだ梅雨明けしてないだよね? まぁでも後一週間もすれば小学生たちも夏休みに入るんだろうし、こんなモンか? 皆さん熱中症にはホント気をつけましょうねー。
 さてさて、一昨日15日に「COMIC RIN/20号」が発売されました。ボクはこの号に「放課後フィアンセ」という話を描いておりますので、今日の日記はまずそちらのお話から〜。
 学校ではただの”仲の良い幼なじみ”で通っているケイちゃんリョウくん。だが実はこの2人、お互いの親が決めた未来の結婚相手、すでに同じ家の同じ部屋で生活を共にする婚約者なのだ。フィアンセと言っても所詮小○生、AやBくらいはあるものの、最後のところまでは経験がない2人……しかしクラスの女友達香織ちゃんが”C”を経験したと聞いて……。
 制作したのは6月上旬。「放課後フィアンセ」という言葉の響きが気に入って、結構昔から何かの時のタイトル案として考えていたのですけど、内容までは全く考えていなかったんですよ(笑)。で、「RIN」用のネームということでちょうど良いかな〜と思いまして、タイトルから想像を膨らませてこんな感じの話にしてみました。
 可愛い女の子と幼なじみというのも良いけど、それより1歩踏み込んだ「フィアンセ」っていう間柄はちょっと憧れますよね〜。何たってその可愛い女の子との将来が約束されてるワケですから、安心というかやりたい放題というか(笑)。
 誰かに見つかっちゃうかもしれない、恥ずかしいけど普段以上に感じちゃう……というのはボクが好んで描くシチュエーションですが、恋人以上の関係のせいか、すごくすんなりこのシチュエーションに入れた気がします。いつもはどこか強引なところがあったりするモンなんですけどね。
 まぁ何にせよ、小○生同士のフィアンセでそれをお互いに嫌がっていないっていう設定は結構好きなので、いつか続きが描けたらよいな〜なんて思っておりますー。
 えー突然ですが、先月発売された「コミックミニモン/8月号」を最後に、「ミニモン」がなくなります!
 ボクがこのことを知ったのは今月頭。編集さんから知らせがあったわけではなく、全くの別件でお電話したところ今そんなような動きになっている、と教えて貰ったのが最初でした。そして週が明けた頃、正式に決まったと改めてのお電話……ですが、実はあまりボクもよく分かってなかったりするんですよ(笑)。
 えーとですね、とりあえず「ミニモン」がなくなるのは確実で、来月27日に発売予定だった「コミックミニモン/10月号」は出ないです。そして同じ東京三世社から発売されていた「哀姫」も休刊にし、「ミニモン」と「哀姫」を合併して新規月刊誌を立ち上げるようです。当然2つの雑誌が1つになるので、作家も半分くらいになるんだと思いますが……(その辺が詳しく分からないのですよー)。
 東京三世社での今後の動向ですが……とりあえずボクは新雑誌移籍組のようです。事実上「ミニモン」最終号に掲載された「淫乱ウイルス・前編」の続き、現在制作中の「淫乱ウイルス・中編」はその新雑誌創刊号に掲載予定です。で、「後編」はその次の号に載るかと言いますとその辺が微妙……新雑誌は月刊誌のようなんですが、元々ボクは東京三世社の仕事は隔月でしかやってなかったので(「ミニモン」が隔月誌だったから)、今後も隔月ペースでの掲載になると思います。とりあえず目先のことだけ決まっていて、その後の話はまだ全然編集さんと詰めてないんですよ(笑)。逆に毎月描けって言われても困っちゃうところなんですが……。
 いや〜最初「ミニモン」が休刊になるって聞いた時は正直びっくりしましたねー。「前編」描いたばっかりでしたし(笑)、唯一創刊号から休まず描いている雑誌でしたから愛着もありましたし。
■2006/07/25
■「LOVEオムライス」
  
 最近我が家では何でか分かりませんが海水魚を飼い始めました。実家で熱帯魚を飼ってたことがあるんですけど、海水魚は上級者のモノ……初心者は手を出しちゃいけないとの認識があったのですが、どうしてもニモ(カクレクマノミ)が飼いたいとの話になりまして……。
 水槽を立ち上げてから魚を入れるまで1週間くらい準備期間が必要だとかいろいろありましたが、ようやく先週末魚を入れました。現在ウチのリビングではカクレクマノミが2匹揺られております〜。長生きしてくれれば良いですけど、最初だしそうは上手く行かないんだろうな……や、もちろん努力はしますけどね!(>_<)/
 さてさて今月24日は「コミック姫盗人/9月号」の発売日。ボクは2号連続掲載で、今月号には「LOVEオムライス」という話を描いておりますので、今日の日記はそいつについて〜。
 子供の頃生みの母親が男を作って逃げ、今の母親は知らない男を連れ込んでは朝っぱらから淫行にふける……そんな家庭環境で育った俊哉は、女に対して極度の不信感を持って生きて来た。そんな俊哉の元に隣のクラスの綾瀬リカという純朴そうな女の子が突然の告白、私と付き合って欲しいと言う……女は自分の欲望のためだけに生きている生き物……俊哉の取った行動は……?
 制作していたのは6月下旬。
 このネタ、ホントは小学生で考えていたんですよね(笑)……と言うのも、ネタを考えてネームを描いたのは5月下旬なんですが、その時期「COMIC RIN/20号」のネタ出しも同時にやってたモンで、とりあえず2本ネームを描いてみて、誌風にあった方に振り分けようとかなりいい加減な感じで考えていました。ですから一応どっちの雑誌に載っても良いように、ロリ風味縛りで描いていたのですが、まぁ上記のあらすじ通り、さすがに小学生でやるとあまり説得力がないかな、と(笑)。そんなわけで、こちらの「LOVEオムライス」「姫盗人」用に、続いて「RIN」用ネームとして「放課後フィアンセ」を描いたワケですー。
 女不信の男の子に可愛い女の子が突然告白する、という物語の核の部分は結構前から考えていたものです。陵辱でも和姦でもどちらでも話が出来そうなこのネタを、最後どうやってまとめようか考えつつ放置していたのですが……その5月下旬、ウチで珍しく夕食にオムライスが出たんですね(笑)。何となくオムライスとこのネタが頭の中で繋がって、あー描けそうだなーと。
 あまりネタバレになっても困るので詳しいことは書きませんが、まーでも、こんな女の子はそうそういないでしょうけどねー(笑)。
 次回「コミック姫盗人」掲載は「11月号」(9月24日発売?)を予定しておりますが、ちょっとまだ流動的。8月の仕事のはかどりっぷりによりますでしょうか……。
 さて、前回の日記に書いた「コミックミニモン」休刊の続報ですー。「ミニモン」「哀姫」休刊&合併後の新雑誌は毎月27日発売(8月は26日)、A5判型平綴じで名前は「コミックフェロモン」というそうです。
 ボクはその創刊号「コミックフェロモン/10月号」に「淫乱ウイルス・中編」(現在制作中…)を掲載予定で、その後も隔月ペースで掲載させて貰う予定です。
 平綴じで1回に載る作家も結構多そうですから、わりとボリュームのある雑誌になるんですかね〜? で、ここがボク的に重要な点ですが……ロリ専門誌ではなくなりますので!(>_<)/ 「ミニモン」から作家等移動しますけど、引き継いだのは”モン”の文字だけですから(笑)。
■2006/08/07
■セミの声
  
 いや〜暑い!(>_<)/ 梅雨明けして本格的な夏モードに入りましたね。セミも先週末辺りから騒がしくなって来ました。まぁ今週末はお盆ですし、暑いのは当たり前の時期ではあるんですが……クーラーなかったら確実に死んでますね、いやホント。
 今回の更新でトップ絵を『少女発情中』Ver.に替えました。今月29日に発売される新刊『少女発情中』はこんな感じの表紙です〜♪ こうやって見るとかなり大人しい表紙絵ですね……果たしてこれで売れますでしょうか?(笑)。売れてくれないと困るんですけどねー。
 さてさて久々の日記なワケですが、ここ最近のお仕事状況を。
 制作中だった「コミックフェロモン/10月号(創刊号)」用の原稿「淫乱ウイルス・中編」は8月頭に無事完成しました。編集長さんにもお褒めの言葉を頂き嬉しい限りです。掲載時には「前編」の簡単なあらすじを書いて貰う予定です。創刊号の雑誌なのにいきなり「中編」ですからね(笑)。単行本収録時にはどうせ続きで読めるんだからという考え方もありますが、まぁサービスと言うかマナーと言うか……。
 で、現在は「COMIC RIN/22号」(9月16日発売)用の原稿「特Aクラスの罰ゲーム」をいう作品を制作中です。「COMIC RIN」では初の20ページモノで、現在下書きの8ページ目ってトコです。この「特Aクラスの罰ゲーム」、元々は以前他誌用に描いたネームで、流れ流れて「RIN」で描くことになりましたー。
 成績が良い子ばかりで編成される「特A」クラス。男女の仲は悪く、テストの度に平均点で負けた方が勝った方の言うことを何度も聞く、という殺伐としたルールが。しかし連戦連敗の男子チームは物見笑われながら女子トイレまで掃除させられるという屈辱を味わい、何とか次の中間テストで女子チームに一泡吹かせたいと考えるのだが、その男子たちが考えた女子に与えたい罰ゲームとは……? とかそんな感じの話。
 この手の話はかなり好きなんですが、とにかく人が多く出て来る……制作サイドとしては、やっぱり男女1対1のエッチの方が描くのは楽ですね(笑)。なかなか下書きが捗りません〜(>_<)。
■2006/08/27
■「淫乱ウイルス・中編」
  
 すっごく久しぶりの日記ですー。この8月は忙しくて日記更新どころじゃ……と思いきやそうではなく、案外マイペースに仕事してました。だからホントはもうちょっと更新しても良かったんですけどね、何とな〜く過ごしてたらこんな具合になってしまいました。
 さてさて昨日8月26日は「ミニモン」&「哀姫」の後継新誌「コミックフェロモン/10月号(創刊号)」の発売日でした。ボクのところにも昨日見本誌が届いておりました……うーん、「ミニモン」の後継誌と言うよりはやっぱ「哀姫」の後継誌って感じですかね〜。雑誌のテーマ(?)として「犯されヒロイン応援マガジン」と書いてありましたが、そんなことは一言も聞いてないような……(笑)。ま、とりあえず今号のボクの掲載作「淫乱ウイルス・中編」について〜。
 感染した女児はところ構わず発情するという謎の奇病”淫乱ウイルス”が蔓延する日本。今日子勇気が暮らす田舎町にもその奇病は飛び火したらしく、ある日今日子は誰にも会いたがらないと学校を3日連続で休んでしまう。社交的で明るい性格の今日子がそんなことはおかしいと思った勇気が考え至った結論とは……。
 制作していたのは7月後半から8月頭にかけて。ネームは5月の時点ですでに完成していたので実作業のみでしたけど、今回はめんどくさい背景が多くて結構時間掛かりましたねー。
 「前編」の段階ではその後”陵辱系”に転ぶか”和姦系”に転ぶか微妙なストーリーでしたが、「中編」でようやく展開が判ったと思います(ネタバレなのでここでは言いませんが)。皆さんの想像通りだったでしょうか、それとも軽く裏切られた感じでしょうか……?
 それにしても「前編」が「ミニモン」に載り、「中編」が新雑誌の「フェロモン」に載るっていうのが何とも…。会社的な都合なのでこうする以外はなかったのですが、ちょっと不親切でしたかね〜(と言ってもミニモン組・哀姫組双方でそういう方多かったみたいですけど)。
 次回いよいよ完結編です。「後編」掲載は「コミックフェロモン/12月号」の予定……(「フェロモン」は「ミニモン」と違って月刊誌ですので、次の「11月号」にはにはボクは載りませんのであしからず〜)。今日子と勇気の二人がどうなることやら……。
 さてさて、昨日は「フェロモン」の他に例のモノが届きましたよー。例のモノ……えぇ、8月29日発売の単行本『少女発情中』ですよ!
 詳しいことはまた発売後の日記で書きますが、まずパッと見の第一印象……表紙がえらく地味(笑)。編集さんとデータでやり取りしてる時はもうちょっと華やかなイメージがあったんですけどね、やっぱもうちょっと踏み込んでいろいろ言っちゃえば良かったかな……? でもね、中身は大丈夫。いつもの”たまち節”な単行本となっております〜。
 ちなみにウチには30冊ほど送られて来て「松文館はすごい献本の量なんだな〜」と感心していたら、よく見ると営業部の方からの手紙が同封されていて……内20冊はサイン入れて送り返してくれ、とな(笑)。今までもサイン本頼まれたことはありましたが、20冊は多いでしょー(>_<)。結構な時間掛かりそうです。
 とにもかくにも、皆さん発売まで後ちょっと!(と言っても売ってるところではもう売ってます!) 是非是非お買い上げの程よろしくお願い致しま〜す♪
■2006/08/29
■「少女発情中」
  
 いよいよ発売されました〜♪ ボクの通算11冊目の単行本『少女発情中』です。
 これまで東京三世社、富士美出版、茜新社とお世話になって来ましたが、松文館からは初の単行本となりますね。いやいや何にせよ、新刊が出る時は何度目であろうとちょっぴりドキドキするものですー。

●『少女発情中』発売までの経緯
 松文館での初仕事は去年の4月発売のアンソロジー「萌え姫02」に掲載された「お姉ちゃんでしょ!?」でしたが、その後はボクが描ける時に不定期に、その時々のスケジュールで描いたり描けなかったりと単行本が出せるまでは相当時間が掛かりそうな雰囲気でした(2回目の仕事「集団ちかん電車」まで半年のブランクが空きました(笑))。
 ただ昨年末、それまで「ミニモン」「RIN」と並んで隔月レギュラーで描いていた「COMIC夢雅」が休刊。それまでご迷惑を掛けた埋め合わせも含め、今年の前半は松文館を軸に仕事を回してましたら、春過ぎにはひょっとしたら……? ってなコトになったわけです。
 あ、それでももちろん松文館での仕事だけでは本数が揃うはずはなく、昔「桃姫」、「夢雅」で描いた単行本未収録作品を含めるのが前提でしたけどね。今年2月に東京三世社より単行本『森の中の少女』が発売されて、このまま順調に行けば来年初め頃には茜新社からも新刊が出せそうかな〜ってことで、松文館から出すならちょうど中間の今時期、8,9月頃がちょうど良さそうだったんですねー。

●タイトル、表紙について
 今回のタイトル決めにあたっては5案ほど候補を出しましたが、一番普通で無難な『少女発情中』に決まりました(笑)。収録作品の中からは「子供以上、大人未満」というタイトルも候補に上げたんですが、まぁやっぱり”発情”みたいなちょっとエロを連想させるような言葉が入っていた方が良かったんでしょうねー。
 で、表紙・裏表紙のイラストの塗りは、『可愛いあの子』『イタズラの時間』に続いてボクの数少ない同業種系友人のゆうろくんにお願い致しました。まぁでも、もちろんこれは彼が悪いわけではありませんが今までで一番地味な表紙になったかもしれません(笑)。ボク的には裏表紙の絵を表に持って来る方が面白いかな? と思っていたのですが……まぁ今更言っても後の祭りですね(>_<)。

●お気に入りの作品
 松文館で描き始めた頃から、もしここから単行本を出せるなら他社の単行本ではなかなか収録しづらい陵辱系の作品を多めに集めようと思っていたのですが、アンソロで描いたのがヌルめの作品が多く、思いの外ラブラブ寄りな単行本となってしまいました。
 それでも今収録作品の中での個人的一番のお気に入りは、一番陵辱度が高い「籠の中の小鳥」でしょうか(東京三世社ならまだしも、茜新社の単行本にこれは載せられないし(笑))。
 他には「集団ちかん電車」や収録作の中では一番新しい「LOVEオムライス」なんかも好きですかねー。「集団ちかん電車」は今見ても丁寧に描けてますし、「LOVEオムライス」はボクの作品の中でもちょっと異質な冒険作です。
 お気に入り……というか、いつも単行本には何本か入るお馬鹿な作品の筆頭は、今回は「ラーメン屋の娘」でしょうね。「チャーシュー焼けちゃう…!」とか……アホかっつーの(笑)。

 次回の単行本は上にも書いた通り、順調に行けば来年上旬には出せると思います。ただ茜新社と東京三世社のペースがほぼ一緒なので、神の手(?)を加えないと同時発売とかになっちゃう感じ。順番的には茜新社なので、また「COMIC RIN」掲載分+数本の単行本未収録作品って感じになりますかねー。そろそろ未収録作も在庫が尽きてくる頃ですが(笑)。
■2006/09/10
■久々メガネっ娘
  
 暑かったり寒かったり、最近寒暖の差が激しいですね。まぁ暑さ寒さも彼岸までと言いますし、残暑も後半月ほどでしょうかねー。
 先月末に単行本『少女発情中』が発売され、ちょっと一段落なボク。と言うか、腑抜け気味です(笑)。
 早ければ先月の20日頃には終わるかな? と思っていた「COMIC RIN/22号」用の原稿「特Aクラスの罰ゲーム」は結局月末まで掛かってしまいました。そのお陰で9月はきっちり2本を30日以内に、とかなり厳しめなスケジュールに(>_<)。
 そんなワケで現在制作中の原稿は、来月24日発売予定の「コミック姫盗人/12月号」用のヤツ。1週間前にようやくネームが出来てOKが出たヤツですが、タイトルは「ふたりきりの生徒会」と言います。
 お調子者だけど女の子にモテモテな生徒会役員の快斗くんと、地味で物静かな同じく生徒会役員の女の子西倉さんの2人の話なんですが……特筆すべきはこの西倉さん、久々のメガネっ娘なんですね。
 メガネっ娘描くの、いつ以来ですかね〜? 大体1年に1作は描いていて、各単行本に1つは入ってたりしていたのですが……一昨年の「COMIC桃姫/12月号」に描いた「妄想エレベーター」が最後ですから、約2年振りって感じでしょうか。と言ってもこれ、実はまだ単行本未収録なヤツでして、単行本で言ったら『つるぺた天使』収録の「図書委員メグちゃん」以来かも。『つるぺた天使』と言ったら7冊目の単行本ですから……めちゃくちゃ久しぶりじゃん(>_<)。
 でもね、何となくですけどメガネっ娘描くと「内気」、「大人しい」、「でもエッチ」みたいな大体性格が決まってきちゃうんですよね(笑)。メガネっ娘に対して発想が貧困なんでしょうね……。
 ちなみにその「ふたりきりの生徒会」は先ほどペン入れに突入したところ……9月後半の原稿は「コミックフェロモン/12月号」用の「淫乱ウイルス・後編」でネームが既に出来上がっているとはいえ、そっちの制作時間も考えると少なくとも後1週間以内には終わらせなきゃいけません〜。ギリギリか……結構ヤバめか。ボクの集中力次第ですね……(>_<)。
■2006/09/17
■「特Aクラスの罰ゲーム」
  
 修羅場〜修羅場〜。
 現在制作中の「コミック姫盗人/12月号」用の原稿「ふたりきりの生徒会」、ようやくペン入れが終わって仕上げに突入するところ(正確にはまずは消しゴムかけから(>_<))。基本的に半月周期で仕事してますから、ホントは15日頃には終わって次の仕事に取り掛かっていたい時期なのですが……連休明けには何とかしたいなー。
 さてさて昨日16日は「COMIC RIN/22号」の発売日、この雑誌に「特Aクラスの罰ゲーム」という作品を描いてますので、今日の日記はそいつの話〜。
 成績が良い子ばかりで編成される「特A」クラス。男女の仲は悪く、テストの度に平均点で負けた方が勝った方の言うことを何度も聞く、という殺伐としたルールが。しかし連戦連敗の男子チームは物見笑われながら女子トイレまで掃除させられるという屈辱を味わい、何とか次の中間テストで女子チームに一泡吹かせたいと考えるのだが、その男子たちが考えた女子に与えたい罰ゲームとは……?
 制作していたのは8月。久々の20ページで一ヶ月近く掛かってしまった……(>_<)。
 以前にもどこかで書きましたがコレ、実は「RIN」用に考えたネタではなく、元々は違う雑誌用に考えていたネタでした。ただその雑誌掲載の話が流れちゃいまして、せっかくネームまで描いたのでどこかの雑誌に載せたいな〜と考えていたところ、今まで描いて来た話とはちょっとだけ毛色の変わった感じで逆に面白いんじゃないか? ってなことで、このたび「RIN」掲載の運びとなったわけです(これが「姫盗人」や「フェロモン」だと普通に流されてしまうかと(笑))。
 あ、それとタイトルについてなのですが、掲載された「特5クラスの罰ゲーム」ではなく、ホントは「特Aクラスの罰ゲーム」です。どこで間違えたんだろうか……えぇ、元々は「特5クラス」で考えていたのです。ネームの時点では確か「特5クラス」でした。ただ原稿の方にはちゃんと「特Aクラス」と書いていたはずなんですが……編集さん、一体どこから昔のタイトルを引っ張って来たんだろう?(笑)(イージーミスですかねー) まぁ単行本掲載の際には直しちゃいますから、今はどちらでも良いんですけどね〜。
 生意気な女の子に制裁を喰らわす、という話は結構好きな話です。これを陵辱系ではなく柔らかく見せるのは微妙なサジ加減が必要なんですが……そういった意味での今回のポイントは、担任の先生でしょうか。完全にオチ担当のキャラでしたね(笑)。
 ネームを描いた時点ではいつかこの話の続きを描いてみたいな〜と思っていたのですが……うーん、どうだろ。結構描くの大変だったし、もう良いかな? 逆に女子側が勝って男にエッチなことをするとか、修学旅行に行くとか、面白そうな話のバリエーションは浮かぶんですけどねー。
 とりあえず、次号「RIN」での掲載はいつも通り次の次、11月発売の「COMIC RIN/24号」の予定です。何を描こうかなー。
■2006/09/29
■修羅場地獄
  
 9月末、相変わらずの修羅場地獄です。
 や、まぁ特に書くこともないくらい仕事ばかりしているわけですが、そろそろ更新しないと忘れ去られるな〜との危機感によりちょろっと日記を書いてみます。
 前回の日記で制作中だった「コミック姫盗人/12月号」用の原稿「ふたりきりの生徒会」は先週の半ば頃に無事入稿……って、まぁ姫盗人の〆切には間に合いましたので”無事”ではあるのですが、最後はさすがに焦ってすごい勢いで仕上げをやってましたね……久しぶりのメガネっ娘でしたが、可愛いじゃないですかと担当さんには好評でしたんで、良しとしましょー。
 で、現在制作中は「コミックフェロモン/12月号」用の原稿「淫乱ウイルス・後編」。前中後の3部作「淫乱ウイルス」もいよいよ完結編。今年5月の時点でネームはすでに出来上がっていたこの「後編」、4ヶ月たってようやく制作に入りました……。
 ホントはこれ、今月末UPの予定だったのですが現在ようやくペン入れに入ったところ……まぁ間に合うワケもなく、早くも編集さんに〆切を延ばして貰えるよう交渉、そして無事交渉成立(笑)。10月の第1週、遅くても最悪連休明けの10日までとして貰えました(感謝です!(>_<)/)。
 それにしても、今までは何となく「「淫乱ウイルス」はネームが出来てるから制作時は楽だな〜」と思っていたのですが、これでストックはなくなるワケですね……毎回毎回のネームが出来ない精神的苦痛とまた闘っていかなくてはなりませんー(>_<)。
 あ、全然関係ない話ですけど、昨日作業中、椅子のキャスターの1個がいきなり粉砕しました。普通の事務椅子みたいなヤツで、5股に分かれているうちの1つなんですが、身体を預ける方向を間違えると、キャスター1つがないモンだからいきなりガクッと傾いて非常にビックリします。まだ保証期間中だったので電話で文句言って明日にはスペアのキャスターが届くはずです。
 ……ホントに取り留めのない日記になっちゃったなぁ。

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