可愛いあの子(2003年11月25日発売)
■単行本「可愛いあの子」に収録されているマンガの解説ページです♪
※このページの文章は、「本を読んで頂いた」ということを前提として書いています。
 ですんで出来れば「「可愛いあの子」を読んで頂いた後」に見て欲しいです。
※「ちょこっとメモ」は今回、単行本のカバーを外したトコ……裏面に書いてありますー。
■可愛いあの子(P16)
■初出:COMIC桃姫/2003年6月(富士美出版)
一応今回の単行本の表題作ですね。ボクが描く女の子はおしゃべりで元気な子が多いのですが、この子は無口で大人しく控えめな女の子です。これと言って特徴のないお話って言っちゃえばそれまでなのですが、全体の雰囲気は気に言っていますー。ちなみにこの子、完全に裏設定になっちゃいましたけど、フルネームで「安藤静香」といいます。

大人しくて人に頼まれごとをしたらイヤとは言えない……そんな今まであまり描いたことのないタイプの女の子を描いてみようと思って制作したお話です。ちなみに全国的にはクラスの出席番号の付け方って「あいうえお」順のところが多いみたいですが、ボクが育った地区では中学まで「生年月日」順でした。
■秘密の更衣室(P16)
■初出:COMIC桃姫/2003年9月(富士美出版)
富士美出版さんより出させて貰った前の単行本『微乳少女主義』に収録した「秘密の○○○」シリーズの第4弾です。いつか描こう、いつか描きたいと思って結局1年半近く……ギリギリ今回の単行本に間に合いました。結構難しいんですけどね、この兄妹を描くのって……。

この単行本に「秘密の○○○」シリーズの明日香を是非入れたくて、確信犯的に描きました(なモンで、「書き下ろし」を除けばこの作品が収録作の中では一番新しいのですね)。いやでもこの2人、今後の展開って言ったら「シチュエーションエッチ」しかないんだよな……えっちに対して「ときめき」みたいなモンが全然ない2人なんだモン(笑)。
■愛と超能力少年(P16)
■初出:COMIC桃姫/2003年8月(富士美出版)
超能力……あなたは信じますか?? ボクは信じておりません(笑)(や、もちろん子供の頃は憧れたりしましたけどね〜)。超能力という「SF的要素」を初めて取り入れてみたのですけど、ボクが描くとこれがまた全然普通なんだよな〜。

「超能力」ってのは実は後付けで、「あやつり人形のように意志を奪われたままえっちされちゃう女の子」を描きたかったのですよ、スタートの時点では。「愛と超能力少年」ってタイトルはその後すぐに思いつきました。何となく意味深っぽくて好きです。
■Friends -END OF CHILDHOOD-(P16)
■初出:COMIC桃姫/2002年6月(富士美出版)
子供の頃一緒に遊んでいた異性の子が、年齢を重ねるごとに段々疎遠になっていく……多かれ少なかれ誰しもがこういう体験ってあるんじゃないでしょうか〜? やっぱりどこかで「男と女」ってことを意識し出しちゃうんでしょうかねー。ちなみに副題の「END OF CHILDHOOD」は「幼年期の終わり」という意味……って、これ、編集さんがつけたんですけど(笑)。

今回の単行本の中では一番古い作品ですね。幼年期からいわゆる「思春期」に移る頃……この時期の女の子を描くのが一番楽しいかなー? ただ単にボク的嗜好に「ストライク」なだけかもしれませんけど(笑)。
■青空とりひき(P16)
■初出:COMIC桃姫/2002年8月(富士美出版)
弱みを握られて恥ずかしいことを強要される……つくづく好きだよなぁオレ、こういうネタ(笑)。いやいやながらも女の子自身「嫌いじゃない」ってトコがポイントなのですー。

この作品は意図的に年齢をちょい上げました。えっちに対してそんなに後ろめたさがない年頃の女の子ですね。描いてる時はそんなに印象のない作品だったのですが、後々何かと思い出す作品なんですよね〜。
■さんかく関係(P16)
■初出:COMIC桃姫/2003年7月(富士美出版)
まぁタイトル通りの内容なんですが……あんまり描いたことないようなネタですかねー? 何であの男があんなにモテるのか、ボク自身全然納得してないまま描いていたのですが(笑)。

編集さんとの打ち合わせで「意味もなく複数の女の子からモテてしまう男を描いてみよう」ってことになりまして、こんなお話が。主役はどちらかと言えばポニーテールっ娘の方なのですが、やっぱり描いてて楽しかったのはショートっ娘の方で……。
■One's Eyes〜視線〜act.1(P16)
■初出:COMIC桃姫/2002年10月(富士美出版)
※(ちょこっとメモは単行本を参照のコト)

始めはこの話も1話完結の短編だったのですよ。ネームの時点でさすがに詰め込みすぎだよな〜ってことで前後編にしたのですが、今思えば素直に2話で止めとけば良かったか? なんて思ってたり……とにかくこのシリーズは反省点盛りだくさんなのですよぅ(笑)。
■One's Eyes〜視線〜act.2(P16)
■初出:COMIC桃姫/2002年11月(富士美出版)
※(ちょこっとメモは単行本を参照のコト)

上で述べた通り、ホントはこれで完結の予定でした。ただラストがあまりにも救われないし、何とかハッピーエンドにしてやりたいな〜と思いまして。どうでも良いけど唯の髪の毛、これがまた史上最大級に描くのがめんどくさい髪型でした。
■One's Eyes〜視線〜act.3(P16)
■初出:COMIC桃姫/2003年2月(富士美出版)
※(ちょこっとメモは単行本を参照のコト)

「act.2」掲載から間2ヶ月空いたのです……いやホント、この回制作時にはいろいろとあったのですよー。
■One's Eyes〜視線〜act.4(P16)
■初出:COMIC桃姫/2003年3月(富士美出版)
※(ちょこっとメモは単行本を参照のコト)

いよいよ順也の反撃開始! ……と言ってもこの回はただ走ってるだけで未だ唯の部屋に到達出来ていません(笑)。無理矢理服従を誓わせる……それに答えてしまう唯……この辺の唯の心の葛藤とか、えらい表現が難しかったなぁ。
■One's Eyes〜視線〜act.5(P16)
■初出:COMIC桃姫/2003年5月(富士美出版)
※(ちょこっとメモは単行本を参照のコト)

いよいよラストー!(>_<)/ 一応ハッピーエンド……になってますよね?? 結局あの男はどうなったのか、空白の1週間は何があったのか……その辺はすべて唯の表情を見ての読者の想像におまかせなのですが、ちょっと不親切だったかなー? でも描いちゃったら描いちゃったで想像の余地がなくなるし……この辺もまた苦労したところなのですよぅ。
■秘密の悪巧み(P6)
■初出:書き下ろし
6ページの書き下ろし〜♪ またまた明日香登場なのです。これはホントに好き勝手描かせて貰っちゃいました。ただこの兄妹、以前の「秘密の○○○」シリーズを読んでないとよく解らない関係ですかねぇ?(笑) 未読の方は是非富士美出版発行の単行本『微乳少女主義』をご覧になって下さいー!

今回余った6ページで何を描こうかなー? と考えた時、一番最初に思いついたのが「「One's Eyes」の描き足し」でした。でも「One's Eyes」って、描き足したいところを挙げていったら6ページじゃ到底足りなくて……ってなワケで、結局明日香シリーズを(笑)。きっとこの方が皆さんは喜んでくれるんじゃないかな……と信じておりまする。

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